ドクターG という名のNHKTV番組を見た。
ドクターG. ジェネラル メディスン・・総合診療医。
初診の患者さんが訴える症状、患者さんの説明から病名・因果と対処法を診断する。
医者としての経験・知識が試される真剣勝負。
患者と医師という医療現場だけでは診立てられない、もの。
その患者の日常の仕事環境、生活スタイル、気持ちの持ち方・・など
およそ痛み、痒み、辛さなどだけでない、総合的な推理、深慮が求められる。
症状は一本道で現れるものではない。
外科的なもののように突発的な あるいは偶発的なことが引き金で起きてくるものもある。
が、多くは因果に結びつかない生活、立居ふるまいとごちゃ混ぜになっている。
コンファレンス発症検討会の知恵の出し合い、検討が欠かせない。
問診一発からでも 推理推察から、因果・道筋を立てられるのが、
ファミリードクター・家庭医とか、「かかりつけのお医者さん」、なんでも相談医。
群れの中でボスの座を譲った年寄りオスざるが、群れから放逐されたり、のけ者にされないのは、年の功で、博学強覧・何でも知っている、何が起きるか、何が起きても(想定外のことが起きても)とっさにその場の対処法を身体で向き合えるものをだれよりも強く発揮できるから、だという。
”町医者”。
”地域の何でも相談員”
高齢化社会に ここを活き活きとさせる。
居場所と出番をつくり、本人にも周りにも喜んでもらえるステージを創ろう。