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政治評論家:森田実さんがブログで語っている・・
私の人生を貫く原理・原則の一つが聖徳太子の『十七条憲法』です。第一条が「和を以て貴しと為せ」です。この「和」の精神こそ、日本人の原点です。
『十七条憲法』全体が日本人の生き方の原点です。以下に引用します。
《一、和をもって貴しとなせ。
二、あつく三宝(仏、法、僧)を敬え。
三、詔(みことのり)をうけたわればかならずつつしめ。
四、礼(れい)をもって本(もと)とせよ。
五、むさぼりを絶ち、欲をすてよ。
六、悪を懲(こ)らし善を勧めよ。
七、人それぞれの任をまもれ。
八、役人は早くまいりおそくまでつとめよ。
九、信(まこと)をたいせつにせよ。
十、こころのいかり、おもてのいかりをすててちがう考えをもった人をうけいれよ。
十一、功過を明らかにみて正しい賞罰を行え。
十二、国司(くにのみこともち)・国造(くにのみやつこ)は、百姓に苛政をしいてはならない。
十三、役人は自分の職掌についてよくわきまえよ。
十四、役人たちよ、嫉妬をするな。
十五、私欲をすててみんなのためにつとめよ。
十六、民を使うときは民の都合を考えよ。
十七、大事の決定は独断でせずに多くの人の知恵をあつめて行え。》
ここに、日本国民の生き方、日本の政治の原点があります。
今日の政治家状況を嘆いての一文だ。
これは国会議員に限ったことではなく、選挙で選ばれて統治・行政に携わる者すべてに通用する。
選挙の時だけかっこいいこと言う人、にならないように「誠」を通せ、ということだろう。
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