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東名阪高速道路。 大山田PA.
もう一つ 発見があった。
飲食・物販サービス棟からも離れたところに、喫煙コーナーがある。
ここで発見・・・・、
「猿 出没 注意」!!(?)
いたずらではない。 急遽 設置された看板だという。
ここのパーキングエリアは孟宗竹の里山を削りとって、造られた。
ことしの冬は4~5回以上に、積雪5~20cmに見舞われた。
山肌も雪に覆われて、猿やらタヌキやらも食べ物に不自由しているらしい。里山から里地ならぬ、パーキングエリアにまで エサを求めて出没を繰り返しているらしい。
東海北陸道、中央道、北陸道辺りでは、山中であちこちに「動物に注意」の標識看板に出くわすが、 北伊勢の桑名市で「猿出没注意!」とは・・。
東名阪高速道路 大山田PA。
喫煙所コーナー脇に見つけた・・・・。
「ホウライチク」の目隠し垣根。
裏の山手は手入れの行き届いた孟宗竹の竹林だというに、
わざわざホウライチクで目隠しするように、植栽されている。
「蓬莱」とは、仙人が棲み家とし、不老不死の地とされる霊山。
宝來とも当て字されるほど めでたい名前。
日本古来の竹ではなく、火縄銃渡来とともに東南アジアから来た(と思う)。 つまり、肉厚3~8mmの大きいこの竹は、棹竹の繊維を取り出し、火縄銃の火縄の材料として使われ、火縄銃が各地に広まるとともに列島各地で”栽培”された。
ほかの竹のように地下茎で縦横に増えるのではなく、株立ちする。
庭の目隠しや、添景として、防風垣根、建材としても重宝な竹。
肉厚が厚くて、水に入れると沈むほど。
篠笛の材料としても、大事な材料である。
おらがムラの神楽保存会の祭り笛も、この竹を伐り出し、2年もかけてゆっくり含水率を10%ぐらいに下げてから、笛作りに使っている。
東名阪高速道路 上り線大山田PAで 小休止。
小正月前のどんど焼き(左義長)を思わす「ぼぉ~んっ!」「ボォンッ!」・・。かすかに煙りの匂いも。
PA横の里山は、一帯が孟宗竹の竹林が広がる。
(孟宗竹畑の里山の裾野を削り取るように高速道路を造った)
タケノコがそろそろ頭をのぞかせて来る時節を目前に迫る。
竹林農家の人が収穫しやすいように片付けながら「手入れ」中。
間引いた竹を、焼却しておられた。
よく観ると チェーンソーで間引き伐採をしながら、すぐ焼却。
(う~ン、芽だし直前の間引きが適時だったかなぁ?)
孟宗竹を、竹細工師が、ざる・竹籠など生活道具・用具、敷物など作り物の材料にするなら仲秋の月見あとの新月の日に伐採する、と思っていたが。
竹林の手入れ。
文字通り、過密になってきた竹林の間引き伐採をし、根元を片付けて、陽射しを地面まで届かせるように「手を入れる」。
木漏れ日が地下茎の地温をあげて、
たくましく 頼もしい「タケノコ」が生まれてくる。
タケノコの初物~旬のものが、待ち遠しいナ。
「牛鍋丼 はじめました」
ファストフード店の看板。
(ン? 牛丼では ないのか・・)
きょうの腹ごしらえに 食べてみる。
なつかしい味だった。 おいしかった。 これなら行ける。
・・・すきやき定食の ぶっかけ丼だ。
店内には「追っかけ小鉢、はじめました。」のポスター。
つまり「煮込んだ豆腐とか、生卵の”トッピング”小鉢です・・」
若いスタッフさんの言葉が 妙に分り易かった。 納得。
@280とは。
つぎの集客主力メニューに する気だな。 こりゃ本気だな。
・・明治32年、日本橋の魚河岸ではじめた「牛鍋の ぶっかけ丼。なつかしい味を再現しました・・」とも。
これまでの「牛丼」は @380で、もとの価格ゾーンへ戻ってた。
某中核都市。 生涯学習・市民総合大学的な講座を垣間見た。
設置者は市区町村の行政で代表は首長さん。
指定管理者・運営は社会福祉法人・**市社会福祉協議会。
その講座は、美術学科、文化学科に類する学習内容もの。
学習目標は「言語・文芸・歴史などの学習を通して、人間の営みや生き方に触れ、美意識やものの見方を深めて、生活の充実をはかります。」
あるいは「美術の各領域にわたる基礎的な知識と実技の基本を通して、美術に親しみ、鑑賞力を養い、日常の生活を豊かにします。」
(この稿の対象とは異なるが、参考までに、名古屋市高年大学鯱城学園の案内パンフから引用する)
美術館・博物館・世界文化遺産・名所旧跡を巡って、絵画・彫刻・文化的建物などの紀行報告を軸にした講座が、続けられた。
講座が終わって、ひきつづき講師を囲んで茶話会が和気あいあいにすすむ。
参加者は、企業戦士でがんばり、年金受給開始年齢で退役し、悠々自適の世界に浸っている男性と、その専業主婦で熟年生活を謳歌しているふうな方々が多い。
「・・・生活の充実をはかる」「日常の生活を豊かにする」を地で行くよう。市バス地下鉄(高齢者)無料パス・割引パスの話も聞こえ、外出にも不自由しない、”元気な高齢者”。
・・舞台裏で控えていて、気になったこと。
子どもや孫の話しが出て来ない。 地域の幼児・児童・生徒・若者とのふれあい・交流の話題は出ない。
もっぱら自分自身が、本物の文化・芸術作品に出会い触れること(だけが)関心事であるようだこと。
次ぎの世代に語り伝え、見聞を広めさせ、体験交流をする方向に、なぜなっていかないのだろうか。
自分ひとりが愉しみ、燃焼し尽して行く。
これが高齢者の生涯学習の一面だとしたら、長寿して若い次世代に社会保障されていることを、なんと受け止めているのだろうか。
「ごくろうさま!」と会場から送り出されて、妙に落ち着けなかった一日。
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