大型で 雨台風の台風18号。
接近するにつれて勢力を増し、本土上陸。
豊橋・・飯田・・甲府・・から関東・東北を串刺しして根室へ。
滋賀・京都・福井には特別警報が出される、超豪雨と強風。
福井県敦賀湾沿いの国道県道も所々で寸断された。
気になる災害・事象がゾロゾロ出てきた。
”もんじゅ、データの送信停止 復旧めど立たず”
「原子力規制庁は16日、福井県敦賀市にある日本原子力研究開発機構(原子力機構)の高速増殖炉もんじゅから、原発の状態を把握する国の「緊急時対策支援システム(ERSS)」へのデータ送信が同日未明に停止したと発表した。台風18号の影響かどうかを含め原因は不明。
もんじゅに続くトンネルが土砂崩れや倒木で通行不能になり、補修担当者が構内に入れず、復旧のめどは立っていない。 」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1601Q_W3A910C1CR8000/ (日本経済新聞 Web版 2013/9/16 21:12 )
”台風でせきの水位上昇、海に放出…福島第一原発”
東京電力は16日、福島第一原子力発電所のタンクに設けた漏水対策用のせきのうち7か所で、台風18号の大雨で水位が高くなったため、緊急措置として、排水弁を開くなどして雨水を海に流したと発表した。
東電がせきの水を海に放出したのは初めて。
放出した水は、放射性ストロンチウムなどの濃度が最大で1リットルあたり24ベクレルで、国の放出基準(同30ベクレル)より低いという。水は排水路を通じて原発の港湾外に流した。東電は「雨水があると、タンクから汚染水が漏れた時に見つけられないため」と説明している。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130916-OYT1T00557.htm?from=navr (YOMIURI ONLINE 2013年9月16日22時08分 読売新聞 )
そして旧聞ながら思い出すニュースがある・・。
【原子力災害対策指針】
”30キロ圏 対策急ぐ 16原発の拡散予測図”
もし、東京電力福島第一原発事故のような重大事故が起きたら、どうすればいいのか。原発三十キロ圏にある各自治体が地域防災計画を練るための指針などが三十一日、原子力規制委員会で決まった。どの辺まで放射性物質に強く汚染され、避難を迫られそうなのか、予測マップも公表された。どちらも不完全な点はあるが、両者は住民を守るためのものだ。
これは全国商業用原発54基の、稼働後経過年数、つまり廃炉にいつするのかまでの期間がわかるようにしたもの。
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/tohokujisin/nucerror/shisin/list/map.html (東京新聞 Web版 2012年11月1日 )
中締め的に記そう・・・
敦賀湾には14~15基の原発がある。
そのほとんどが人里離れた岬の先に近いところ。
取り付け道路・工事用道路が 一本あるだけ。
台風・地震・津波で道路が遮断されれば、車両は入れない。
ぎりぎりの敷地で、広大なヘリポートもない。
もし放射能がきつければ、海からも近寄れない立地。
もしフクシマⅠ的な事故が起きたら、
原子炉を持続的に人手で制御することが極めて難しくなる。
放射能の拡散で、
緊急避難、避難準備が50km圏、100km圏となったら、
京阪神、中京県、北陸圏は、人の住めない大地になる。
究極的には七つの海につながる、外洋も航行不可海洋となる。
結論は一つ・・
停める。冷やす。取り除く。
廃炉する。取り出す。地殻深く閉じ込める。