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いま 明治村が おもしろい。
昭和43年3月開村した博物館明治村。
ながらく文化財・文化的価値の「建物」保存の流れだった。
テーマパークが青息吐息の時代に苦戦する中で、
明治村も来場客数の激減と、メセナとしてきた名古屋鉄道の経営苦境で、苦しい運営をしてきた。
この5年来、”大転換”した。
文化財保存から、文化財と触れる、遊ぶ、愉しむへ。
開村当初の観光バス団体客様向け食堂を一か所持っていた。
食べ歩きお断り。 文化財の中での飲食お断りの時代。
いま、”大転換”した。
食べ歩きもどうぞへ。物販と飲食の屋台を大幅に増やした。
建物も70近くになった今、村内に10か所以上に飲食店コーナーを設けた。
牛鍋屋、洋食屋、ホットドッグ屋、カレーパン屋、茶房、コロッケ屋、カフェ軽食屋、うどん屋、ホテル喫茶室、そしてショットバー。
そう、アルコールお断りから、アルコール販売、屋台食べもの屋を大幅にふやした。
建物すべてを訪ね歩けば、4時間半は優にかかるいま、
滞在型のテーマパークへ方向転換した。
これが、当たっている。
明治村は、喫茶・軽食に限らず、食事も取りながらゆっくり時を過ごすテーマパークへ変身に成功してきた。
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