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8月6日 広島原爆の日。 平和祈念の日。
ことしは メディアが当日直前までだんまりを続けてきた異様な年となった。
この国は 8月6日に広島で、8月9日に長崎で、
人類史上最初の原子爆発・原子爆弾の被爆を受けた国となった。
2011.3.11.~3.15.
この国は東電福島第一原子力発電所の原子暴発で、大気と大地と(世界七つの海に深層海流でつながる)海洋へ、放射性物質を制御不能で放出し、いまもわずかづつ漏出し続けている。
原子力はまだ人の手で万全に制御し切れていない真実。
「核を作らない、持たない、持ち込まない」三原則の国。
「核を廃絶しよう!」の声が、封じ込まれそうになる国。
核の話し、被爆体験の話し、被爆の危険性などが、語りにくい国の姿は、あすの世界、子どもたちの時代に先送りしては好ましくないこと、とだれもが知っているのに、この閉塞感はたまらなく苦しい国だ。
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