« 「 竹あかりコンサート 」盛会 in 小弓の庄 (747) | コウノトリ復活 -2- (COP10 in NAGOYA) (745) » |
翳りがあるとは言え、ご当地は自動車産業王国。
愛知県下にトヨタの組み立てラインは17ラインとか。
うちが納める製品素材の納品が停まったら、
2ラインが停まる。停めるわけにはいかない、という、
連関企業の社長さんと 定期的に現場で会っている。
世に言う”下請け企業”である。
先様は”調達先”と呼ぶ。
きょうのテーマは、韓国の電気自動車メーカーA社が、
日本の自動車メーカーのどこかと合弁会社を立ち上げたがっている話し。
「どこのメーカーと組ませるか」だ。
そして「どのメーカーが乗り気になってくるか」だ。
A社は、すでにゴルフ場の乗用カートで、
(日本でも もちろん)世界市場を相手に善戦している。
いま焦眉のマーケットは、公道を手軽に走れるミニカート市場。
ママチャリ、電動アシスト自転車、せいぜい50ccミニバイクの世界で、乗用・運搬用の市場を開拓中。
すでに中国での合弁会社が生産操業開始真近だし、東南アジア諸国でも安価な充電(プラグ)装置と充電サービス拠点つくりに躍起になっているという。
日本の自動車メーカー3社と、10月B社、11月C社、12月D社と順次アポ取りして、A社社長がトップ商談する。
きのう B社と 一回目の引き合わせをした・・。
そして きょう聞いた、A社長の感想の数々・・:
「日本の自動車・運搬車はどれもが500kmも連続走行してるんか?」
「月産一万台、五万台と こだわる理由が わからない」
「日本の家は、外側に電源コンセントが付けてないのか?」
電気自動車は、町工場、個人工房でも造れる。
蓄電池・モーター、駆動装置・操舵装置、車輪と車体を 組み立てるだけ。
安全基準・道路交通基準は、第二幕の話し。
船外機つき小型ボート、家庭菜園ミニ耕運機、電動の車いす、電動アシスト自転車が普及している、日本。
「もっと強い関心があるかと思った」
「うちと言うより、軽自動車のE社向きかな、と第一印象を漏らした”幹部”におどろいた」・・・。
所詮、クルマは ヒトの足の延長・足の補助具なのにねえ・・。
引き合わせる先を、マーケットを、間違えた・・・。(反省)
つぎの矢、三の矢を、すぐ手配しよう・・。
トラックバックURL(右クリックでURLのコピーをしてください)