カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

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皇帝ダリア   ・・・・・小弓の庄

パーマリンク 2008/06/09 01:25:54 著者: モリゾー
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 「小弓の庄」の玄関先に ことしも皇帝ダリアがすくすくと育ってきた。
 旧加茂郡銀行羽黒支店の建物を移築復元し開館してから9年目。なじみの花になってきた。

 皇帝ダリアは多年草。見上げる高さにのびて、秋には頂上部に大輪の花をつける。
 花はユリかと見間違うほどの形で 薄紫色に高貴な風情。

 町内の花好きな人たちが、羽黒のまちに皇帝ダリアをいっぱい咲かせよう!と呼びかけた。
 毎年花が咲き終えたころ挿し木で花の苗つくりを進められ、知り合いの人、近隣に頒けられた。
 ことしも新しく植えつけるひとが増えている。
 
 あれから10年近く経つ。
 向こう三軒両隣り、家々の庭先や畑の中に咲き競うのが楽しみだ。

 背丈が2、3メートルにまで大きくなるので、畑の脇に二株植えた。
 うちのは今年がまだ2年目だが、育ちのたくましさに驚かされる。


 

 
 

ゴーヤ植え付け ゴーヤ棚つくり

パーマリンク 2008/05/10 23:56:05 著者: モリゾー
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 ことしも5月1日にゴーヤの苗を植え付けた。

 連作障害を避けるために毎年植え付け位置を変えるのだが、狭い家庭菜園では2、3年で同じ場所に戻ってしまう。
 とりわけゴーヤは養分の吸い上げが激しいので、中2年程度では連作障害が出やすい。

 今年は奮発して、冬瓜を台木にした接木の苗をまかなった。
 それも、沖縄産品種として挑戦する。苦味は多少きついが暑さ、日照りには強そうに思えるので。

 この時期、丈が一尺余は大きな苗。台木の生命力の強さに賭けたが、植え付け後10日では まだ活着できていない。
 露地植えした畑の土のペーハーが合わないのか、成長が止まり土壌に体質を合わせるのに格闘中と見ている。
 植え付け後20日ぐらいでうまく活着してくれればいいが・・。

 狭い畑を広く使いたいので、外周側へとゴーヤ棚をこしらえた。
 日よけを作って何をやろうというのだね、といぶかしくたずねられたりしたが、七夕の頃には、藤棚もどきのゴーヤ棚になっていることを楽しみにしている。

ケヤキの花

パーマリンク 2008/04/24 02:35:24 著者: モリゾー
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 五条川近くの道端にケヤキの成木(胸高径50cm)がある。
 周りに障るものもなく 扇形にのびのびと枝を広げる。
 ニレ科の落葉高木、高さ18㍍ほどもあろうか。

 ソメイヨシノのサクラ並木が葉桜になるころ、
ケヤキも新芽を吹き始め、数日で若葉いっぱいになる。

 葉脈、葉先のギザギザがしっかりしてくると、
ケヤキの花が びっしりと付く。

 脚立を延ばして、花をのぞいた。
 大木なのに 花はかわいい。 香りは感じない。

 カラス、野鳩も、スズメ、モズ、ムクドリも、
この時期だけは余り止まらない。
 子育てに忙しいのか、ケヤキの花には少し粘り気があるからか。

春の虹

パーマリンク 2008/04/20 23:54:44 著者: モリゾー
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 四月の後半、春の終わりの半月ほどを「春深し」というそうな。
 四季それぞれに特有の「深み」を感ずる期間は、短い。

 日本列島がすっぽり高気圧に包まれ、風もない。
 偏西風も昼間に春の眠りか、黄砂もスギ花粉も飛ばず。

 お山(尾張富士)が、今日は やけに近くに見える。
 グングンと上昇して気温23℃。 重ね着をさらに脱ぐ。

 春がすみが立ち昇ることもなかったのに、
 日が傾くころ、幼な児が指折り数える七色の虹 出現。

 出遅れて、春蒔き野菜の畝つくりに追われた日。

師匠の背中を見て学ぶ

パーマリンク 2008/04/11 23:49:18 著者: モリゾー
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 サクラの時期が過ぎて、あたたかな南の風。
 野菜も一気に育つ。

 晩秋の終わりごろ、「もうそろそろ蒔いてもいい頃だよ」と促され、さっそく種蒔きしたエンドウ。
 この冬も3回ほど雪に覆われた。
 土寄せも 雪覆いのわらもしてやれなかった。
 いそがしさにかまけて、手入れ不足・・。
 わが家の畑のエンドウは、ひ弱で 春の陽がまぶしそう。

 ご近所のお師匠さんの畑のエンドウは、
 ふかふかと 背筋を立てて たくましい。

 師走のはじめ「ことしは手回しいいね」と冷やかされた玉ねぎ。
 積雪の下敷きから立ち戻る際には、弱々しくて心配した。
 ポカポカ陽気で、元気に背伸びしてきた。

 師匠の畑の玉ねぎも、さすがに色濃く、茎もたくましい。

 エンドウも玉ねぎも 毎年一度しか作付け・収穫を体験できない。 3年やっても 実習は3回・・。
 ひたすらに、見習いながらの畑仕事。
 土つくり、作付け作業、肥え遣り、水遣り・・見よう見まね。

 褒められるほどの作柄には なかなかならない。
 「蒔かぬ種は、生えない」
 ”野菜づくり 足音の数だけ 良く育つ”。

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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