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本町橋は 東側に大津橋、
西側に御園橋を従えて、外堀の「主」。
名古屋城の正門:大手門から南下し、本町橋を越えれば、
茶屋町、魚の棚通りと薬粧街から繊維街などを左右に、
本町通りを真っすぐ南下し、熱田神宮から宮の渡しへ。
東海道へのメインストリートの出発点が本町橋。
城下町 商人・流通の賑わいの頂点が本町橋。
マル藤・伊藤呉服店、伊藤銀行が近くに構え、
清州越えの名のある商店が軒を連ねた。
今は、敗戦後焼け野原の復興都市計画100m防火道路が、名古屋城と本町筋の街並みを保存して、囲い込むように敷設されている。
いまどきのビジネスマンらは、地下鉄駅からも、都市高速道路出入り口からもややはずれて、往来にはちょっと不便なゾーンだという声も。
だが、本丸、二の丸、三の丸(官庁街)から一歩出て、
「国民主権、市民主権」の一丁目一番地は、
この本町橋から始まる。
<・・なにをひとりで力んでいるの?と 冷やかされた。>
所用で 三の丸官庁街から、ビジネス街へ。
本町筋の「本町橋」を渡った。
車道、歩道が整備されて、何気なく通り過ぎるところ。
酷暑日で、歩行者信号が赤になりかかったので、
外堀沿いの大木の木陰で 涼んだ。
レンガ積み造りの石橋。
明治44(1911)年7月の銘盤。
えっ 99歳! おふくろが生きていたら同い歳だ。
欄干、電灯笠も明治調。
涼をとってる間、いろいろ思い出した。
神楽保存会の大幹部が ご逝去の知らせ・・。
粛々と お別れの葬儀告別の日。
まだ中学生の頃までは、毎年氏神様の秋祭りには、
ムラの諸人集まりて・・で、お神楽を繰り出し、
笛太鼓、獅子頭に法被姿で 奉納道行きをした。
高度成長経済下、笛、小太鼓、大太鼓、舞、唄いの芸達者伝承が進めれられず、已む無く休止。
40年の空白を経て、郷土の芸能、奉納神楽を復活しよう!と先達していただいた。
復活させて10年。
小学生子ども会も全員参加のお神楽保存会活動もすすみ、
秋祭りに備えて、秋口から 毎晩 練習会が 定番となった。
核家族化時代から、二世代、三世代同居家族が増えてきた。
おじいちゃんたちと子ども会。 三世代が一緒になって、
お神楽奉納の練習会をするムラが戻ってきた。
伝承文化の復活の先達のお一人をお送りする想いは深い。
盛夏の竹林のように、若竹(タケノコ)は まだまだ修行だ。
犬山羽黒 まちづくり活動拠点の「小弓の庄」
恒例の「ぞうり作り 講習会」が近づいた。
ことしは「布ぞうり作り講習会」
これまで 毎年「わらぞうり作り」をしてきたが、
「古布がある。 布ぞうりを作りたい」と声に応える。
と き : 平成22年 9月23日(木曜日:秋分の日)
13:00~ (~16:00)
ところ : 小弓の庄 (犬山市羽黒字古市場53-1)
定 員 : 申し込み先着順 20名
参加費 : 500円(材料代込み)
持ち物 : はさみ(できれば羅紗ばさみが使いやすい)
講 師 : 地域在住の”お師匠さん”たち
申込方法: 小弓の庄へ 直接または電話で 申し込み
(TEL: 0568-68-3767 )
受付開始: 市広報いぬやま9月1日号催事案内で掲載後
家路を急ぐ 夕暮れどき
今日も暑かったなあ
こんな時刻に
美濃の山では 積乱雲がまだ生長している
今夜は 夕立だな
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