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本町橋は 東側に大津橋、
西側に御園橋を従えて、外堀の「主」。
名古屋城の正門:大手門から南下し、本町橋を越えれば、
茶屋町、魚の棚通りと薬粧街から繊維街などを左右に、
本町通りを真っすぐ南下し、熱田神宮から宮の渡しへ。
東海道へのメインストリートの出発点が本町橋。
城下町 商人・流通の賑わいの頂点が本町橋。
マル藤・伊藤呉服店、伊藤銀行が近くに構え、
清州越えの名のある商店が軒を連ねた。
今は、敗戦後焼け野原の復興都市計画100m防火道路が、名古屋城と本町筋の街並みを保存して、囲い込むように敷設されている。
いまどきのビジネスマンらは、地下鉄駅からも、都市高速道路出入り口からもややはずれて、往来にはちょっと不便なゾーンだという声も。
だが、本丸、二の丸、三の丸(官庁街)から一歩出て、
「国民主権、市民主権」の一丁目一番地は、
この本町橋から始まる。
<・・なにをひとりで力んでいるの?と 冷やかされた。>
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