明治40年 旧加茂郡銀行羽黒支店として建てられた、この擬洋風建築物を地域の文化財として活用すべく
現在地に移築復元され、犬山・羽黒地区のまちづくり拠点施設「小弓の庄」として使われています。
その企画・運営のあゆみの来し方行く末と企画行事予定を広報紙「小弓の庄だより」からご紹介します。
犬山市羽黒城屋敷に禅宗臨済宗妙心寺派の名刹・妙国山「興禅寺」あり。知られざる鎌倉本體(ぼんたい)の武士 (梶原等著「梶原景時」より)と称せられる梶原景時公の顕彰会。毎年5月興禅寺で開山梶原景時公の 「梶原忌」が盛大に営まれる。顕彰会会報「かじわら」の転載紹介を軸に、ふるさとのルーツ、ひろがり、 深さの温故知新にひたる。
寛永10年(1633)入鹿池が築造された。織田信長で名高い清洲城が堀の水源にもしている、沃野尾張の 上(かみ)四郡(よんぐん)の田畑の恵みを潤おす五条川。その五条川上流の山野を堰き止め、 (満濃池・香川県とともに)我が国最大級の人工灌漑(かんがい)溜(ため)池(いけ)・・入鹿池。 平成6年(1994)に編纂刊行された「入鹿池史」をひもときながら、溜め池農業の安定、新田開発、 水利開発に、水の恵みとふるさとの営みをたどる。
羽黒のまちの元気はまず地域から、地元の情報を共有し、もっと愉しく、こころゆたかに暮らそう・・・
犬山市羽黒地区地域振興活性化検討委員会のみなさんのあゆみと心意気を、「かわらばん羽黒げんき」や
広報された文書類などからご紹介します。
人と自然がともに生きることを教えてくれる棚田。深い森と谷あい、雑木林に、清らかな小川、石組み、畦(あぜ)、
花、虫、風とともに息づく稲作の恵み、ひとの営みの原点を訪ね歩く・・。
写真家・今森光彦氏の「里山の四季」という写真展を観て感動して以来、日本の「棚田」に惹かれた。
平成11年に農林水産業が全国134ヵ所の棚田を「日本の棚田百選」に認定した。