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作家・司馬遼太郎さんのことばとして、語られる・・。
「20世紀、
人間は自然を制御できる、征服できる と考えた時代。
21世紀は、人は 自然とともに生きる。
自然の中で生かされている時代、と考える時代となる。」
熱効率のよい内燃機関で、空を飛べるようにした。
物理・化学の究極の智恵と技術で、岩石の成分から取り出した極少燃料から、原子力発電エネルギーを開発・制御した。
生物・化学の研究開発で、大増収でき、見るからに扱いやすい果実・作物を作りだした。
(哀しいかな果実は結べど、芽を出し次世代を作れない種なし果菜類だったりするが)
これからは 人は謙虚に自然に学び、自然とともに生きる、生き方の時代であってほしい・・と。
司馬遼太郎の短編「21世紀を生きる子どもたちへ」。
小学校5年生あたりの教科書で、いま子どもたちは学んでいる。
・・・・20世紀を生きてきた大人たちよ、
われわれは、21世紀の子どもたちに 夢を語れる生き方をしてきただろうか。
21世紀からの留学生たちに、何を遺して行こうとしているか・・。
せめて きれいな空と水と大地を遺してやりたい。
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