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歳の暮れ             (816)

歳の暮れ             (816)

パーマリンク 2010/12/31 00:46:24 著者: hatake メール
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 歳の暮れ。

 スーパーの食品売り場は 大盛況。

 縮んでいく生活スタイルの中でも、
 身ぎれいにして 行く年を送り、
 来る年を迎える こしらえものに精を出す。


 あれからもう30年にもなる・・:
 がむしゃらに働く世代の日々、スーパーの食品フロアに居たのは。

 歳末3日間は、旧盆3日間と並んで、365日の中でも抜きん出てご来店客数が多い稼ぎ時。

 「よい品を より安く」「どこよりも安い」「豊富な品揃え」など、
 大量消費時代の名残りは 影を薄くしてきた。

  ・・・・

 いま ひとりの買い物客として観る食品フロア。
 (食材の 持って生まれたおいしさを そのまま台所へお届けする・というより) 見た目、見映えにの演出や、持ち運び易さ、小分けし易さなどに手がかかった提供法が気になって仕方がない。

 見た目の姿・形でのサイズ別価格設定が相変わらず主流であることに、この国の家庭内教育・啓蒙・広告訴求のゆがみが気にかかる・・。

 曲がったきゅうり、スライス肉はずれのバラ肉、脚のとれた蟹が、”規格品”との価格差(儲けの値入れ)で、買わせる錬金術が透けて観える。

 農林水産、畜産果樹の生産者が、もっともっと最終消費者の食卓に直販できる智恵と仕掛けが、要るよなあ。

 ・・・・

 歳の暮れに、滅入る想いが、外の寒風に 吹き飛ばされた。

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