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セブン&アイの伊藤敏文氏が、なにかの番組で披露されていたフリップを思い出した。
この時代に売上をあげる法は、
①「安さと品質」②「背中を押す」③「御用聞き」。
(通りすがりにチラッと眼にしただけで、話の中身はわからないが)
①お値打ち :
「安さと品質」が両立するものは売れるというのだろう。
つまりは“お値打ち”なもの。
“得用”と書くと安い・損得の響きだが、“徳用”と書いて品性とか恩恵とかを感じるものが支持される。
②お客さまの「背中を押す」 :
これは新型炊飯器をお買い上げの方には、なべ・フライパンの下取り500円割引セールをします、というイトーヨーカ堂の流儀。
同種の炊飯器の買い替えを促す1:1の旧型下取りではなく、
台所という生活のシーンで プラスアルファーのお手伝いをしますよとの、
「もう一押し」の生活提案サービスを指すのだろう。
③「御用聞き」復活 :
あなた好みの品、サービスを提供します、の原点回帰。
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この中で「御用聞き」商売感覚こそが、
100年に一度の経済危機をチャンスに活かす「カギ」と思う。
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