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水墨画              (973)

パーマリンク 2011/06/08 02:41:28 著者: hatake メール
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 もう十年ほど前に、亡くなられた知人の遺作展。

 このまちの知る人ぞ知る文化人だったようだ。
 市民文藝展に出品常連者だそうな。


 水墨画の さわやかな絵。

 この道一筋に余生を楽しんでおられたと聞いてびっくり。

 

田植え と 麦秋         (972)

パーマリンク 2011/06/07 10:37:53 著者: hatake メール
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー


 6月3日 溜め池(入鹿池)の杁開け。
 
 いっせいに田植えがすすんだ。
 ことしは 一週間くらい早い時期だ。


 隣りには まだ刈り取りにはちょっと早い小麦。
 4がつの天候不順と、人の世の気ぜわしさから、
 田植えの終えた隣りで、小麦が取り残された。

 小麦が 早苗に植え代わるのには、
 あと半月先かな。

 稲の収穫時には、追い付いているけれど。:yes:

 

生活機能チェックリスト       (971)

パーマリンク 2011/06/06 00:01:09 著者: hatake メール
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 高齢者あんしん相談センターというところから、アンケート。
 健康福祉部長寿社会課 発信文書。

 65歳以上の人は、
 「心身の生活機能低下の有無」を自己チェックしましょう、と。

1) バスや電車で1人で外出していますか   ( はい、いいえ )
2) 日用品の買い物をしていますか
3) 預貯金の出し入れをしていますか
4) 友人の家を訪ねていますか
5) 家族や友人の相談に乗っていますか

6) 階段を手すりや壁を伝わらずに昇っていますか
7) いすに座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか
8) 15分くらい続けて歩いていますか
9) この1年間に転んだことがありますか
10) 転倒に対する不安は大きいですか

11) 6ヶ月間で2~3kg以上の体重減少がありますか
12) 身長  cm  体重  kg
13) 半年前に比べて固いものが食べにくくなりましたか
14) お茶や汁物等でむせることがありますか
15) 口の渇きが気になりますか

16) 週に1回以上は外出していますか
17) 昨年と比べて外出の回数が減っていますか
18) 周りに人から「いつも同じ事を聞く」などの物忘れがあると言われますか
19) 自分で電話番号を調べて、電話をかけることをしていますか
20) 今日が何月何日かわからない時がありますか

(以下、いずれも ここ2週間~)
21) 毎日の生活に充実感がない
22) これまで楽しんでやれていたことが楽しめなくなった
23) 以前は楽にできていたことが楽しめなくなった
24) 自分が役に立つ人間だと思えない
25) わけもなく疲れたような感じがする


 (はい、いいえ)の25問すべてに、
 丸を付け答えて、郵送してください、と。

 記名式のアンケート。
 封書の表にキャッチコピーが付いていた・・・・:
 ”チェックリストを記入して 介護予防につとめましょう。” 

 う~ん・・。 こういう時代かな。

麦秋の候 -4-         (970)

パーマリンク 2011/06/05 08:52:04 著者: hatake メール
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 きょう知立市で一面の麦畑を見かけた。
 早まった梅雨入りで、麦刈りのお天気模様が待たれる様子。


 「小麦」は、うどんなど麺類、小麦粉のパン・菓子類の原料で、この国でつくられる主要穀物であったが、アメリカなど大規模農場での小麦にかなうはずもなく、農家は価格低迷に作付けをあきらめた。

 いまでは、うどん、そうめんなど麺類の名産地周辺の田園でしか、麦畑を見ることも亡くなった。

 日本の牛・豚・鶏が食べる穀物は、大半を他所の国の畑で収穫された穀物を食べている。(食料自給率が下がる一方の飼料構造だ)

 気候は 高温多雨、春夏秋冬四季折々。
 穀物栽培がやりやすい、平坦地が少ないとは言え、
 水がきれいで、豊穣な国土。

 農耕民族が、農林業の跡継ぎが、育たない国は 哀しい。
 食料品が ソロバン損得勘定だけで、消費される国は哀しい。

麦秋の候 -3-         (969)

パーマリンク 2011/06/04 03:26:12 著者: hatake メール
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 きょう知立市で一面の麦畑を見かけた。
 早まった梅雨入りで、麦刈りのお天気模様が待たれる様子。

 時まさに「麦秋の候」
 このごろ、稲刈りあとに裏作で 麦を作る農家がほとんど無くなった。

 農家は農業だけでは喰って行けなくなった。
 オフィスへ、工場へ働きに出て、”お百姓”をやらなくなった。



 今から50年近く前、資源輸入・加工工業貿易立国で,
所得倍増計画路線で高度成長していく国へ。

 鉄鋼・造船・自動車・電器など工業製品の輸出促進のため、
材木・麦など穀物・オレンジなど果物・乳製品など畜産品と、
林産品・農産物の自由化(関税撤廃・引き下げ)が、国策としてバーターですすめられた。

 つまり、林業・農業を犠牲にして, 工業立国へ突っ走って行った。
(米こそは日本人の主食品として輸入量制限をしたが・・)

 おかげで所得は倍増し、人口増加と都市化・核家族化も進んだ。

 持家の国策は、樹の国・木の文化の国の人びとが、目の前の山の樹を使わずに、はるかロッキー山脈の森林地帯の外材・輸入木材を使って「木の家に住む文化生活」を愉しんでいる。



 麦を作らない”お百姓”がパンを食べ、
 スギ・ヒノキの山持ちが、外材の集成材の木造・高気密高断熱の文化住宅に住む。

 冬場に麦を作付けするなんて知らない後継ぎが、
 田んぼは、JAにマル投げで稲の田んぼを維持する時代・・・。

 ”麦秋”なぞの言葉は”死語”だな。

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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