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作家・司馬遼太郎さんのことばとして、語られる・・。
「20世紀、
人間は自然を制御できる、征服できる と考えた時代。
21世紀は、人は 自然とともに生きる。
自然の中で生かされている時代、と考える時代となる。」
熱効率のよい内燃機関で、空を飛べるようにした。
物理・化学の究極の智恵と技術で、岩石の成分から取り出した極少燃料から、原子力発電エネルギーを開発・制御した。
生物・化学の研究開発で、大増収でき、見るからに扱いやすい果実・作物を作りだした。
(哀しいかな果実は結べど、芽を出し次世代を作れない種なし果菜類だったりするが)
これからは 人は謙虚に自然に学び、自然とともに生きる、生き方の時代であってほしい・・と。
司馬遼太郎の短編「21世紀を生きる子どもたちへ」。
小学校5年生あたりの教科書で、いま子どもたちは学んでいる。
・・・・20世紀を生きてきた大人たちよ、
われわれは、21世紀の子どもたちに 夢を語れる生き方をしてきただろうか。
21世紀からの留学生たちに、何を遺して行こうとしているか・・。
せめて きれいな空と水と大地を遺してやりたい。
文部省唱歌だった 歌。
・・ 「ふるさと」
1
兎追ひし かの山
小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき 故郷(ふるさと)
2
如何(いか)にいます 父母
恙(つつが)なしや 友がき
雨に風に つけても
思ひ出(い)づる 故郷
3
志(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は靑き 故郷
水は淸き 故郷
このところ、無性に なつかしく いとおしい。
益田川上流 山間部の小さな町で聞いた・・。
・・・ややこしいこと、むつかしいことは知らない。
ただ、子どもや孫たちが ここへ戻って暮らしたい、と言ってくれるようなところになって欲しい。
・・・これからもっともっと良くなるから、
こっちへ帰って来い、と言えるようなところにしたいだけだ。
そのためなら みんなで力合わせるし、何でもするよ。
このまちを よくしたい!気持ちが、
こんなに わかりやすく ストレートに言えている。
う~ん・・。 (ふるさとのチカラ・・!)
このごろ飛騨路へ出向く機会が多い。
下呂温泉を通る。
天下の”三大名泉”という形容詞を付けて呼ばれる。
正確には、呼ばれるらしい、と言うべきか。
なんで”三大名泉”なのか。
なぜ、有馬、下呂、草津なのか。
なぜ、登別、箱根、別府、熱海などなどではないのか。
・・?
考えすぎたら、わき見運転、前方不注意運転になりそう・・。
ゆっくり、落ち着いて考えよう。