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昭和20年8月15日 太平洋戦争 停戦の日。
昭和20年9月2日 無条件降伏文書調印の日。
あれから 63年。 今年も猛暑の日。
ゴーヤ棚のかなた東に 入道雲。
きょうも朝から 沸き立つ夏雲。
西の空も じりじりと 暑い・・。
戦没者追悼の日。
北京オリンピックが 2008年8月8日午後8時8分に開会した。
祥雲模様の巨大聖火台へ聖火が点火されるまで 3時間半余。
1万5千人もの演技者、12万発の打ち上げ花火、LED/レーザー光線の大洪水。
盛大なファッションショー(失礼)をも超える、204カ国・地域選手団の入場行進。
9万人の大観衆・・・数日前にリハーサルをしていた!観衆。
いきさつがあったにせよ、商業主義的プロデュースを排し、自国自前の映画監督が綜合演出した開会式パフォーマンスを、テレビの前でつきあった。
はじめ ワクワク、中 カオス、終には クールに。
複雑な、奥深い後味を残してくれた。
光と のべ1万5千人のマスゲームは見事だった。
5千人規模の現役軍人が、担当する国威高揚アトラクション。
13億人の規律、団結、「一つの世界、一つの夢」というスローガンに、隣国のアリラン祭りが重なる思い。
「一人の小さなミスが 全体の演技をすべて台無しにする」。
そうしないためにどれほどの時間と どれほど厳しい演技訓練・集団教育がなされてきたのだろうか、と気が逸れる。
この国の電視台テレビ視聴率:五輪開会式は98%だったとか。
多民族国家ゆえ、北京語のほか国内4つの方言でもLIVE放送された。
あのお堅い人民日報の情報サイト:人民網チャイナネットの電子掲示板への書き込みにも、こんな趣旨の書き込みがあったそうだ・・:
「血肉を持った、生身の人の姿が、結局はよく見えなかった・・。」
国家体育場・鳥の巣の周囲ン平方kmの非武装?立ち入り禁止地帯は静寂・音無し時空間。 地対空ミサイル配備で息を殺しての待機・張り詰めた緊張感。
北京国際空港の長時間にわたる離発着停止と飛行禁止空域。
北京市気象当局は、開会4時間前から7時間にわたり、会場はるか離れた先一帯21箇所から合計1100発のロケット弾を発射し続けた。
鳥の巣に近づく雨雲を人工降雨させて、開会式会場周辺には一滴の雨も降らせなかった!
人工降雨地帯となった河北省北部では時間当たり雨量が100㍉~25㍉の集中豪雨に見舞われた、という。
「お天気のせい」にしてしまわない、この国の強さを思い知らされた。
愛・地球博で、損か得か・勝ち負けかを競うのではなく、環境共生、共存共栄を、と ついこの間学んだところ。
音楽やスポーツ競技を通して、地球上の人類が一つになり、無益な戦争・生殺与奪を排して、共存共生を実現するキッカケになって欲しい。
北京オリンピックのスローガンは”地球は一つ、人類は皆兄弟”でもある。
「アスリートの皆さん。このオリンピック大会は、あなたたちのものです。どうか、楽しんで競技に臨んでください。」・・これがIOC会長の開会式の祝辞。
【写真】いずれもNHK-TVから撮影。
愛知県の最北端、濃尾平野を見下ろす尾張富士。標高275㍍。駿河国の分社・大宮浅間神社の石上げ祭り本祭が、8月3日(8月第一日曜日)に執り行われた。
(photo-by: Rou)
地元近郊や広く濃尾一円の郷から、数十組の連がつぎつぎと、石上げ祭りの献石が奉納された。
前後8人づつ16人吊りの連が多い。中には32人吊りも何組も奉納し、年々往時の盛況さに近づきつつある。
(photo-by: Rou)
夜祭りは、火振り祭り、花火大会が進んだ。
ふもとの本殿から山頂の奥の院まで108箇所にかがり火を焚く。
氏子の若い衆が大きなたいまつを、荒縄をからげて振り回しながら、山頂から一気に駆け下りて奉納する様は勇壮そのものの荒修業。
しめくくりに「お山」全山にとどろく花火大会も雄大で、腹に響いて心地よい。
やはり 暑い!
「言うまいと 思えど きょうの暑さかな」
尾張富士と 白雲
きょうもお付き合い
ゴーヤの棚も しょんぼり
この暑さに 花の付きが 冴えない
あと一週間で 立秋
それまで 一服かな・・
「梅雨明け10日間は カンカン照り」と言われる。
とにかく 暑い。
お使いの帰り道、新郷瀬川の堤防道路から、
尾張富士も 湯気を立てるが如し、を見た。
まもなく(8月3日)石上げ祭りだ・・!
陽が傾いても なお暑い。
夜明けどきから セミしぐれの五条川沿いも、
この猛暑に シャンともチーとも 声無しの土用の空。
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