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作家でジャーナリストの森田実氏が、日刊建設工業新聞の4月5日号に寄稿した一文を、ブログ「森田実の時代を斬る」で、紹介されている。
(以下は、そのうち渡部恒三衆議院議員は 大変なときに宰相の器であり才覚識見の士である、との見立てを披瀝したもの。)
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blog「この大危機の時代に、56年前の三木武吉によく似た政治家がいる。渡部恒三民主党最高顧問である。
blog「福島県民は大きな不安のなかにおかれています。津波で家を流され、多くの人が家族を、財産を失いました。その上、農林水産業は壊滅的打撃を受けています。ホウレンソウだけでなくその他の野菜も牛乳も魚も、風評による甚大な被害を受けています。
blog「福島県民が東京に電力を送るために我慢に我慢をしてきたことは忘れないでいただきたいのです。首都圏、全国、全世界の皆さんからの温かい援助に、心から感謝します。
blog「いまは、自民党も民主党もありません。与党も野党もありません。この未曾有の国難を乗り切るために国民が心を一つにして立ち向かわなければならない時です。 当面、10兆円の補正予算を組まなければならないと思っています。
blog「いま、全国民の間に「思いやり」と「感謝」の気持ちが急激に広がっています。本当にありがたいことです。 私の78年に及ぶ人生哲学は「思いやり」と「感謝」です。これが日本の底力です。
blog「この日本人の生き方が、世界中に知られ、世界中に大きな共感と感動を呼び起こしています。世界中が日本に「ガンバレ日本!」と言ってくれています。ここに日本再興の基盤があると思います。私は政界を一つにまとめる努力をします。国民全体が心を一つにすれば、国難を克服することは可能だと私は信じています。」
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以上引用部分: ブログ「森田実の時代を斬る」
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C07428.HTML
4月9日東京電力が、3月11日地震後やってきた津波に襲われた状況写真・動画を公開した。
たとえば、テレビ朝日・・:
http://www.youtube.com/watch?v=7awgDekObHc
津波の高さは、海面から14~15m。
敷地の中でも地上から4~5mまで水に浸かり、冷却装置・タービン棟などは、水泳プールの倍以上の水深の中に水没状態に到っていたことが判明する。
高潮・津波の防潮堤が5.7mの高さを想定していたこと、
13台の自家発タービンのうち12台が水没で機能喪失したこと、
第三の冷却循環管路システムと動力源(外部電源)を全く、設計思想として持っていなかったこと、・・などは今は評論しまい。
地震発生時運転中であった1、2、3号機原子炉は、核反応制御棒が正常に働き、緊急停止した。
M9.0の巨大地震に対して、設計・運用管理は正常であった。
つづく大津波に対する防御・制動が打ち破られた。
「停める」「冷やす」「閉じ込める」の三原則。
原子炉内温度を100℃以下に保って「冷温停止状態」を維持できること。
放射線・放射性物質を大気・地下水・海洋に漏らさない:「閉じ込める」が、成功し続けることを 願う。
<写真の出典:上から~>
1.FNNnews。 2.yomiuri onine。 3.47news。 4.yomiuri-online。 5.ANN-news。 6.ANN-news。
東京電力は、4月8日 メディア取材陣に対し、現地・災害対策本部の状況を公開した。
http://www.47news.jp/movie/general_national/post_3230/
福島第一原子力発電所は、2011.3.11.の東北地方太平洋沖M9.0地震&津波(東日本大震災)の被災で、緊急停止後原子炉の冷温停止の制御不能、外部電源供給システムの全壊、建屋水素ガス爆発・放射線放射性物質の外部飛散、低レベル放射能冷却水の外洋放流・・と、重大事故を起こしている。
「現地・現場・現実の情報が伝わらない」「事故対策措置の進み具合」「今後の事故対策・放射能汚染封じこみへの見通し」「生活者、産業・経済、水陸空の環境への影響見通し」などの事実、情報が伝わらない、と不安であったが、その一端が公開された。
(福島第一原発2011.03.14.米デジタルグローブ提供写真:緊急復刊アサヒグラフp48~p49から)
公開されたのは福島第一原発の敷地内に在る「集中環境施設」の「雑個体廃棄物滅容処理建屋」内の写真。
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040801001291.html
建屋の入り口附近にも、立木庭木の根っこ付き流木や人工構築物のガレキ残骸が溜まっている。
1~4号機原子炉棟が海面から10mの敷地に建っていて、10mを超える津波を繰り返しで付帯設備群が全半壊し機能喪失したように、この建屋も津波に呑み込まれているようにみられる。
それに「免震重要棟」内での現地・対策本部会議の様子。
http://www.47news.jp/movie/general_national/post_3230/
東京電力本社などとの災害対策本部会議(TV会議)には100人単位のスタッフが参加している様子がうかがわれる。
東京電力とその関連会社はもちろん、設計会社・製造会社・施工会社、ゼネコン・グループ会社・下請け会社などなど。
”協力会社”の数・従事社員数や稼働状況は公表されていない。
大量被ばくの可能性もあり、過酷な環境で、懸命に対応作業に当たる人たちに、力を送りたい・・。
(現地最前線で陣頭指揮する司令官・参謀さんたちの顔が見えない、というもどかしさ・・。)
(こらがこの会社、この国の監督官庁のアリサマを象徴していなければまだ救われるのだが)
(出典:Web:JPN47NEWS2011.4.9.)
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040801001291.html
(「集中環境施設」の原図出典:原子力安全・保安院 提供)
:福島第1原発敷地内にある集中環境施設の「雑固体廃棄物減容処理建屋」内の入り口付近。鉄製の足場や津波により流れ込んだとみられるがれき(右)などが散乱している=8日(原子力安全・保安院提供)
(出典:2011.4.16.号「週刊現代」)
(2011.3.11.東電福島第一原発が津波に襲われた時の様子。国土交通省東北地方整備局 提供の写真)
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この記事は:
(出典:Web:JPN47NEWS2011.4.9.を参考に記述)
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040801001291.html