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東京電力は、4月8日 メディア取材陣に対し、現地・災害対策本部の状況を公開した。
http://www.47news.jp/movie/general_national/post_3230/
福島第一原子力発電所は、2011.3.11.の東北地方太平洋沖M9.0地震&津波(東日本大震災)の被災で、緊急停止後原子炉の冷温停止の制御不能、外部電源供給システムの全壊、建屋水素ガス爆発・放射線放射性物質の外部飛散、低レベル放射能冷却水の外洋放流・・と、重大事故を起こしている。
「現地・現場・現実の情報が伝わらない」「事故対策措置の進み具合」「今後の事故対策・放射能汚染封じこみへの見通し」「生活者、産業・経済、水陸空の環境への影響見通し」などの事実、情報が伝わらない、と不安であったが、その一端が公開された。
(福島第一原発2011.03.14.米デジタルグローブ提供写真:緊急復刊アサヒグラフp48~p49から)
公開されたのは福島第一原発の敷地内に在る「集中環境施設」の「雑個体廃棄物滅容処理建屋」内の写真。
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040801001291.html
建屋の入り口附近にも、立木庭木の根っこ付き流木や人工構築物のガレキ残骸が溜まっている。
1~4号機原子炉棟が海面から10mの敷地に建っていて、10mを超える津波を繰り返しで付帯設備群が全半壊し機能喪失したように、この建屋も津波に呑み込まれているようにみられる。
それに「免震重要棟」内での現地・対策本部会議の様子。
http://www.47news.jp/movie/general_national/post_3230/
東京電力本社などとの災害対策本部会議(TV会議)には100人単位のスタッフが参加している様子がうかがわれる。
東京電力とその関連会社はもちろん、設計会社・製造会社・施工会社、ゼネコン・グループ会社・下請け会社などなど。
”協力会社”の数・従事社員数や稼働状況は公表されていない。
大量被ばくの可能性もあり、過酷な環境で、懸命に対応作業に当たる人たちに、力を送りたい・・。
(現地最前線で陣頭指揮する司令官・参謀さんたちの顔が見えない、というもどかしさ・・。)
(こらがこの会社、この国の監督官庁のアリサマを象徴していなければまだ救われるのだが)
(出典:Web:JPN47NEWS2011.4.9.)
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040801001291.html
(「集中環境施設」の原図出典:原子力安全・保安院 提供)
:福島第1原発敷地内にある集中環境施設の「雑固体廃棄物減容処理建屋」内の入り口付近。鉄製の足場や津波により流れ込んだとみられるがれき(右)などが散乱している=8日(原子力安全・保安院提供)
(出典:2011.4.16.号「週刊現代」)
(2011.3.11.東電福島第一原発が津波に襲われた時の様子。国土交通省東北地方整備局 提供の写真)
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この記事は:
(出典:Web:JPN47NEWS2011.4.9.を参考に記述)
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040801001291.html
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