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ひょんなことから 駅前のロータリー界隈を通る。
今週は たまたまよくここらあたりへ来たなあ・・。
深秋の快晴。 お昼どき。
このまちのお祭りの車山のレプリカ。カラクリ人形。
にぎわいが無い。 あたたかみが伝わらない。
首都圏のどこかのまちの駅前みたい。
何かしら 駅前をスッキリと”整備”しました、と言わんばかりのたたずまい。
このまちの土の匂いがしない。
このまちの樹木や花の面影も無い。
利便性、車道歩道区分が目立ち通行規制・交通事故防止は完璧です、と言いたげ。
これが このまちの玄関か・・。
このまちへ帰ってきた、降り立った。その第一印象があまりにもモノトーンだなあ。
「このまちらしさ」は どこにある・・。
きのうは、「歴史まちづくりセミナー講演会」
~歴史と自然を生かした まちづくり~
主催は 教育委員会 歴史まちづくり課・・
2008年施行の”歴史まちづくり法”にいう「歴史的風致」維持向上計画で助成金支援適合の動きだけだったのか・・?
きょうは「景観シンポジウム」
~心に残そう身近な風景 未来につなげよう わがまち景観~
主催は 都市整備部都市計画建築課・・
両日とも参加する機会を得たが、解せぬことばかり・・・。
企画行事に関わったであろうとりまきの人たちが、それぞれの企画内容や企画のねらいを 承知していないどころか、行政の中での連携も情報公開もなされていないかとすら思われること。
かって高度成長を続け この国の繁栄を 導いた民間経済界では、(知っていても不作為が、打たれる杭の頭になるより賢い、と保身術がはびこった)大企業病にかかって根腐れし、倒壊し、姿を消した。
いま 永田町・霞ヶ関・丸の内では、身分・地位・雇用の安全保証策が、この国、このまちの100年先、後世への国づくり、まちづくりよりも、優位・優先する風潮がはびこっている。
ヴィジョンを持たない、語れない 宰相。
この国のあるべき、ありたい姿を建白する国士(官僚)を見せしめにと、さらし首にする霞ヶ関と永田町の連合軍・・・。
しゃべくりが達者なだけの(門外漢の)シンポジウム進行係。
地方都市の何とか審議会委員長の肩書きを羅列する(似非)学者。
廉いギャラで茶の間の人気(視聴率)に寄与する(似非)文化人。
それをプロデュースする行政の奥の院と、茶坊主組織体。
4年ごとの選挙で勝ち続ける競走馬に組する護送船団業界団体。
こんなことで、このまちが10年先の子たちに夢と希望を遺してやれるのだろうか・・。
・・・気の滅入る晩秋の日暮れ時の気分。
第3回「歴史まちづくりセミナー講演会」
~歴史と自然を生かしたまちづくり~
講師: 西村幸夫・東京大学 副学長
(先端科学技術研究センター教授)
主催:犬山市 歴史まちづくり課
会場:楽田ふれあいセンター
この町では平成20年(2008)~平成29年(2017)「歴史的風致維持向上計画」を策定している。
国のいう「歴史的風致」とは いわゆる歴史まちづくり法では固有の歴史、伝統を反映した活動、歴史的価値の高い建造物、とされる。
きょうのセミナーも、城下町、賑わい、お祭り(フェスティバル)に重心を置いた展開となった。
このまちは60年近く前に町の衆のまち=城下町と、米どころ水田農業と溜め池・里山の恵みに営農する4農村が、町村合併して「市」となった。
弥生時代の水田作文化ジャポニカ米の東限との仮説も出るほどに、2000年の「水田稲作文化」と、戦国時代、刀狩り後の百姓ではない職業武士が出現して以降400年の「城下町・楽市楽座文化」の両面を併せ持つ、このまちの特性は、議論が出ずじまいとなった。
水・大地・樹木・作物を生業とする、水田稲作文化に生きる市民の目線には、上から目線で気付かないふりをする会場の空気に いたたまれなくなった・・!。
市制施行60年を経ても、一体感の出ない行政のヴィジョンには、また失望させられた。
(100年先のこのふるさとを どうつないでいきたいのか)
(それを とことん自分の胸の中に描こうともしていないのだろう)
年金友の会から お誕生日プレゼントをもらった。
ご家族の皆さまともども、お健やかにお暮らしのことと お慶び申し上げます。
・・・
添えられたしおりに いわく・・:
「健康で 長生きの秘訣」
1.朝・夕は 散歩しましょう
2.野菜をたべましょう
3.歯を大切にしましょう
4.風呂上りに 足に水をかけましょう
5.趣味を 持ちましょう
風呂上りに水をかける、とは?
知らなかったなあ。
「長生き」が しあわせ、かな。・・だよな。
長生きしてどうしたい・・は それぞれの人生だよ、ということか。
(PPKピンピンコロリが しあわせだよね!)
商店街の お店やさん。
「ゆめがあるから がんばれる」
「いつも ありがとう」
画家、造形作家の「にわ ぜんきゅう」さんの絵。
いつみても ほのぼのと。
こんなすてきな絵を描くぜんきゅうさんが、
このまちから生まれたことに しあわせ・・。