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冬の寒波第1号。
カラッと晴れた、小寒い朝。
鏡もち作り体験~~親子もちつき大会~~
小弓の庄 企画運営委員会 自主事業。
わらぞうり作り講習会、しめ縄作り講習会、
そして ことしは「親子もちつき大会」の挑戦。
朝から準備におおわらわ。
”むかし取ったキネツカ”よろしく中高年も参加。
きな粉もち、あんこもち、ぜんざい、さらに やきいも。
ケーブルテレビ局も取材に駆けつけた。
子たちの元気、食欲に びっくり。
鏡もちも ずらりと並んで 勢ぞろい。
来年もまたやりた~い!
こんなに大勢によろこんでいただけるとは。
年の暮れ クリスマスが近づくころ、
「ステンドグラス 三人展」がことしも開催。
小弓の庄 自主企画事業。
地元の三人さんの作品がでそろった。
ことしは「明かりもの」が多い。
デザインも一段と 手の込んだものたち。
ブルー系。そして真っ赤な色。
ことしの流行りなのかなあ。
あっちから こっちへ。
移動は 高速道路で 東奔西走。
ちょうどお昼どき、行き交う車も やや少なめ。
いなか町から 高速へ。
おっちら走って 都市高速へ。
高層ビルが 目に入る。
わあ 街なかは 混み合ってるぞ。
明日からは また一段と寒くなるという。
この時節、ナンテンの赤い実が よく映える。
初夏に 白い花をつけたナンテン。
夏場の 緑色の実をつけたのが、真っ赤に色づいてきた。
ツグミ、ムクドリ、ヒヨドリの渡り鳥が。
ひと休みするこのころ ちょうど熟す。
いや ちょうど熟したころに 渡り鳥がやってくるのだな。
用心深いヒヨドリなども キョロキョロしながら、
つぎつぎと ついばんでいく。
「難を転ずる花」は、福寿草と合わせて、
「難を転じて福となす」と、縁起もの。
興福寺 貫主の多川俊映さんの寄稿文・・:
昨今「自然と人間」あるいは「自然保護とはいかにあるべきか」など、社会の重要なテーマとしてくりかえし論じられている・・。
・・自然を人間の都合によってコントロールしようとする思惑の範囲を出ない。
自然と人間と、一体どっちが上なんだろうか。
阪神淡路大震災、中越地震、東日本大震災・・。
「オレ、なにも悪いことしてへんねやけど」・・。
ひとは、「自然の中の人間」である、こと。
その自然の中の私たち人間がどうあるべきか・・、
それをこそ論じたいではないか。
そう、多川さんが示すように、
時として牙をむき出し強烈に襲いかかる自然に、人間はそれが収まるまで身を縮めて待つしかない。
そういう「微細な者同士が 共に生きる」、
それが共生(ともいき)の思想だ、と。
”自然との共生”・・
これを”きょうせい”とは、なんと傲慢なことか。
ひとは「どこまでも、人間の都合など いささかも斟酌しない”自然”の中に暮らしている。イヤ、暮らさせてもらっている。
”自然の中に””共生(トモイキ)”させてもらっている、のだ。
<出典: 2011.12.17.中日新聞「人生のページ」>