カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

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荒れる里山(その2)

パーマリンク 2009/01/20 01:13:50 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 §むかし むかし ・・・ おじいさんは柴刈りに・・・
 敗戦後15年ぐらいは、寒の入りから立春までの農閑期に、
 毎年 そだの里山へ 柴刈りにでかけた。

 男の子は 毎日、学校から帰るなり、庭で薪割りをするか、
 柴刈り山へ出かけて、束ねを手伝い、山積みした大八車を押した。
 家路に向かい風の、伊吹おろしに泣かされた・・日課。

 薪炭用粗朶(そだ)山、水田鋤き込み肥料用落ち葉掻き山。
 クヌギ、アベマキ、コナラの柴刈り山。
 ここの荒れ方はもっとひどい。

 木の実、若木若芽、腐葉土土壌の虫もなければ、
 熊、鹿、イノシシ、サルたちには、えさがない。
 やむなく、ヒトが勝手に育林を放棄した人工林のくぐりぬけて、
 水田、果樹地、畑地の人里、人家まで出かけなければならない。

荒れる里山

パーマリンク 2009/01/19 00:53:53 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー


 スギ、ヒノキ、カラマツの人工林地帯を中心に、
 いま、中山間地に森林が荒れ放題だ。
 そろそろ収伐期だというのに、
 伐採して建築用材として伐り出すこともない。

 集落に隣接する里山地帯も、手入れがすすまない。
 やはり荒れ放題だ。

 松の山では、根元につる草が増え、落葉雑木が増え、
 ヤブツバキなど低木常緑樹に覆われる。
 松は力なく傾きひょろひょろ。
 やがて台風か、北風かで あえなく倒木。

 ♪うさぎ追いし かの山 ♪こぶな釣りし この川
 うさぎの餌になるものもない。
 まして、赤松の下に マツタケを探す場所も消えた。

小正月

パーマリンク 2009/01/18 01:10:15 著者: モリゾー
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 広辞苑では、
 「陰暦で、正月14日から16日までの称。
 小年(こどし)。二番正月。若年。」
 これを「小正月」という。

 いまどき小正月ということば、小正月の時期が
 あいまいになっている。

 「1月14日は、どんど焼き」。大正月の飾りを焚き上げる日。
 おもちを焼いて、無病息災、ご利益を願う日、とも聞き伝わる。
 どんど焼きは左義長、どんどとも言うよね・・で話が止まる。

 「新暦(太陽暦)」は太陽の運行を基本とし、
 一年を365.2425日とする暦。(グレゴリウス暦)
 大政奉還、王政復古。明治維新が始まった中で、
 それまでの暦を旧暦とし、一夜のうちに太陽暦の世となった

 陰暦(大陰暦)(旧暦)は月の満ち欠けを基準にした暦。
 新月を月のはじめ(元日)とするので、小正月は満月となる。

      **********
 畑仕事は文化だと思う身には、
 とりわけ定住耕作、水田稲作文化には、陰暦が、
 いや、和の国の太古の暦が似合うと思う。

【写真】正月の室礼 蕎麦打ち教室・蕎麦懐石料理の店「燕楽」さん(扶桑町)にて撮影。

アウトレットモール「ららぽーと磐田」建設進行中

パーマリンク 2009/01/17 17:36:10 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 東名高速道路で 浜名湖、浜松の先へ。
 天竜川を越えて、遠州豊田サービスエリアで一服。

 サービスエリアのすぐ北隣り一帯は、磐田が原の茶畑農園が拡がる。
 なによりも天竜の空っ風の強いところ。
 冬場はいつも身を刺す、“冷蔵庫の風”地帯。

 サービスエリアに隣接して 横長に巨大なショッピングモールの建設が急ピッチで進んでいる。
 三井不動産グループが仕掛けているアウトレットモール“磐田”。

 磐田インターチェンジから1、2キロぐらいしか離れていない至近距離のうえ、このサービスエリアはETC専用出入り口がある(今はETCゲートの増設工事中で閉鎖中。’09年3月まで)

 とにかく、立地が抜群。名古屋インターから100Kmちょっと。
 サービスエリアに車を停める感覚で、アウトレットモールに行ける。
 09年7月のオープンが楽しみだ。

富士山遥拝 磐田原 茶畑農園

パーマリンク 2009/01/16 23:55:19 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 天竜川を越えて 磐田原茶畑農園地帯へ仕事で出かけた。

 天竜の空っ風は ひとしお寒い。
 重ね着してきたが、肌まで痛いほど突き刺さる。

 空っ風に 冬晴れ。
 これだけの条件なら 見えるはず、と見渡せば、
 あった! 霊峰・富士山!

 真っ白に見える限り冠雪の姿。
 思わず 遥拝・・。

 今週は お江戸へ行く際、
 新幹線の車窓に しっかり拝んだ。

 今日また、東名高速から降りて、
 磐田が原の茶畑農園から 遥拝。

 やっぱり・・、「富士は日本一の山!」


 

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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