カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

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白川郷 自然派集まれ 婚活イベント   (758)

パーマリンク 2010/11/03 04:37:37 著者: hatake メール
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 街角の店先のテレビで、世界遺産:白川郷の嫁さんは、遠距離飛び込み結婚も よくある話し、と観た。

 「40年前(20年前、10年前に)嫁いできました」
 かやぶき屋根の葺き替え作業にボランテイアで参加した時、この地に魅せられた。見染められた。一目惚れして通い詰めた挙句に・・。

 訪れた夏に出会い、「是非冬場の白川を見せたい」と誘われ、「雪明かりの中で縁結びしました」。「家族が生かされていく大自然が有りますから・・」


 
 白川郷・道の駅。
 さりげなく置かれたチラシ。控え目に 貼り紙も。
 「自然派のパートナーと出会う スペシャルイベント」
 ~大自然の中で コミュニケーション~
 ~森に癒され、世界文化遺産を愛でる~

 期日:11月5日(金)~7日(日) 2泊3日
 募集人員: 独身 男女 各 10名 (40歳代まで)
 参加費: 25,000円 (2泊3日 5食付き)

 初日夕食:ウエルカムパーテイで集合、フレンチレストランで。

 2日目 午前:朝の散歩 & 森の中で出会いゲーム-1-
     昼食:弁当を 好きな場所でどうぞ。
     午後:森の中で出会いンゲーム-2- & マイ箸つくり
  夕方 夕食:ダッチオーブンクッキングと 石釜ピザ
        チームに分かれて クッキング体験
        コーヒーの自家焙煎にも挑戦

 3日目 午前:里山トレッキング(名勝・大窪池の湧き水を飲みに)
     昼食:各自 合掌集落内食堂にて


 白川郷に生きる人、白川郷の自然に惹かれる人、大自然に自活を夢見る人・・・、「自然派人間 集まれ!!」が キーワードか。

 手とり足とりややこしく口出ししない出会いイベントのようだ。
 出会いのお手伝い。 参加者の自覚と自己責任を尊重します・・か。

 共催者が、白川村、白川村社会福祉協議会は「さもありなん」だ。

 主催者は、「トヨタ白川郷自然学校」で、研修・保養所施設を丸ごと提供主催する。
 うー~ん。つべこべ言わずに、拍手!!





  



        
  

激安「着陸料」こそ youkoso Japan! の起爆剤 (757)

パーマリンク 2010/11/02 02:11:20 著者: モリゾー
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 さきごろ成田国際空港の第二滑走路から 遠距離国際便が離陸した。
 そしてこのたび、羽田空港第四滑走路が 24時間ハブ空港化を引き寄せる。

 韓国仁川、スイスチューリッヒ、ドイツフランクフルトのハブ国際空港。
 シカゴ、ニューヨークJFK,ロンドンヒースロー・・・。

 季節の風向きに合わせて滑走路を4本、5本を組み合わせるのは常識。
 シャトル列車、渋滞なしの高規格道路。24時間対応のエアポートホテル。
 トランジットの利便:サービスの良さは 世界の常識。

 21世紀はアジアの世紀。
 アジアの玄関:ハブ凱旋門はソウル(仁川)か?上海か?東京か??


 地べたの上の線引き、用地造成、財源引き当て政策論争・・。
 国際空港規模・運用システム・アクセス利便・騒音景観・・。
 それも「大事」だが、10年先には2軍落ちするニッポンが、アジアの通用口になり下がらないための国策をぶち上げよう!

 
 時差ぼけ馴らし、ショートステイ観光にピカイチはTOKYO。
 フジヤマ、はとバス、おいしい水、治安の良さはダントツ。

 3000年間も 同じ土地を耕して食糧自給できる水田稲作「穂の国ニッポン」。 「もったいない」「おかげさま」、ありがとうの「おもてなし」。
 カラクリの国、識字率100%、夜でも一人歩きができる国。


 この国は、世界に冠たる”第七の文化・文明の文化圏”。
 狭い島国に100近い空港。
 まるで幕藩体制時代に、各藩が長崎・出島、函館の湊を持つがごとし。

 高い着陸料の木戸銭で、各藩の出島へ扶持を与える「特別会計」は、Yokoso Japanを遮る鎖国政策。
 そろそろ、開国し、あたらしい自立へ離陸するときではないか。







 

杮葺き(こけらぶき) の最高峰   (756)

パーマリンク 2010/11/01 00:44:15 著者: hatake メール
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 あの金沢・兼六園をわが庭とする「成巽閣」。
 当初「竹沢御殿」と呼ばれ、のちに「巽御殿」と呼ばれる重要文化財・建造物。

 寺社仏閣の宮大工のワザと並んで、御殿造営の”御殿大工”のワザ。
 
 日本建築の屋根は、その形から、切妻造り、宝形造り、寄棟造り、入母屋造りと いろいろある。
 成巽閣は、現存するだけでも建坪450坪。
 成巽閣は、すべての形の屋根で、つながっていると 見た。

 その屋根は、いずれも「杮葺(こけらぶき)。
 杮板(こけらいた)は、いずれも”サワラ”の樹種が使われている。

 ちょうど修繕工事中で、重ね張りにする大工手順が、
 文字通り、手に取るようによくわかった。

「桔木(はねぎ)」のワザ。柱無しの縁側。  (755)

パーマリンク 2010/10/31 07:15:31 著者: hatake メール
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 加賀百万石・金沢城主12代前田斎廣(なりなが)の隠居所として、文政5年(1822)に造営された「竹沢御殿」。

 敷地4000坪。その庭園は兼六園と命名された。
 竹沢御殿は、その後縮小させながらも巽御殿となり、
 こんにちの「成巽閣」となる。

 この成巽閣。建築の面でも、おどろきがあった。

 社寺仏閣の宮大工と同じく、御殿造営にも大工(建築)のワザの粋・頂点を極める、匠の技法が随所に施されている。

 成巽閣では、庭園に面した廊下・縁(縁側)は、
 20㍍も柱無しで、広縁の庇(ひさし)を、当然に屋根を支えている。

 「桔木(はねぎ)」と呼ばれる隠し垂木を、2㍍間隔に、何本も庇の裏に仕込む。
 長さ10㍍の松材の垂木を、軒先から~縁から3㍍の内廊下の柱と梁を支点として、あと7㍍を、屋根の小屋組みの中で保持する。

 梃子の原理で、3㍍もの 柱無し庇を支える。
 部屋の中から広い視野で、庭園を眺め、愉しむことができる”ワザ”。


 この”ワザ”を 目の当たりにして、正に 絶句・・。
 

井波の「欄間」   (754)

パーマリンク 2010/10/30 00:38:42 著者: hatake メール
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 久しぶりに、越中・井波の郷の、「欄間(らんま)」に出会った。
 加賀の国・金沢市。兼六園をも庭園とした「成巽閣(せいそんかく)」

 前田利家が加賀の国に入ってより3世紀近くのちの世、
 文久3年(1863)前田家13代・金沢城主 斎泰が、
 母堂のために造営した奥方御殿。

 その中心に謁見の間。 上段の間と下段の間を仕切るに、
 お目当ての 井波の名工・職人の手になる「欄間」。

 両面に 花鳥の彫り物。 見事さに 言ううことなし。
 素人が 生半可に評することは、畏れ多くて 語れない。

 金沢、加賀はじめ、越前、加賀、能登、越中、飛騨の名匠たち。
 「手仕事」「工芸」などと、 したり顔に語ることより、
 何度でも、いつでも、真正面に対峙して、
 深くあじわいたいワザの名品。

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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