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名古屋第二環状自動車道(名二環)の高針JCT~名古屋南JCT間の延伸・開通が、平成23(2011)年3月20日15:00~と発表された。
中日本高速道路㈱NEXCOの 東名阪自動車道(名古屋西JCT~高針JCT~名古屋南JCT)の名称が「名二環」と改称される。
全区間(50kmくらい?)普通車で600円。
これと比べて名古屋高速:楠木~鶴舞JCT~名古屋南JCTの 普通車750円は 高い!
これまで三重県~名古屋西ICから東名・名古屋への、東西通り抜けの利便がよかった。
今回の名二環の開通で、岐阜県~清洲JCT/楠JCTから名古屋南JCTへの、南北通り抜けの利便が高まる。
例えば、
犬山市内から刈谷市内へ行くのに 五通りのルートができた。
(1)名古屋高速ルート:(およそ50km)
小牧IC~楠JCT~名古屋南JCT~豊明IC~R23
(2)名二環ルート:
小牧IC~楠JCT~高針JCT~名古屋南JCT~豊明Ic~R23
(3)東名・伊勢湾岸道ルート:
小牧~小牧東JCT~名古屋IC~豊田JCT~豊明IC~R23
(4)東名・名二環ルート:
小牧東IC~小牧東JCT~名古屋IC~高針JCT~名古屋南JCT
~豊明IC~R23
(5)中央道・東海環状道・伊勢湾岸道ルート:(およそ90km)
小牧東IC~土岐多治見JCT~豊田JCT~豊明IC~R23
行程距離差が大きいが、利用する曜日・時間帯の渋滞・規制の都合により、所要時間は60~70~80分で、大差無くなる。
それだけに、
「高速道路料金の全面無料化」で、選挙の看板にするよりも、
所要時間の長短に応じた高速通行料金(JRの特急料金相当)は有料制を維持しても納得がある。
(行程距離は高速道も一般道も、おおとそ同じだから、高速道路も一般国道も新設・維持管理費は 国税で全額負担する)
平日:木曜日の16:00~16:15.(十五分間観察)
伊勢湾岸自動車道 刈谷ハイウエイオアシス。
上り線駐車場へ つぎつぎと入ってくるクルマ。
思わずナンバープレートから登録地を書き留める(乗用車)。
久留米、三河、横浜、名古屋、岐阜、鹿児島、静岡、金沢、所沢、尾張小牧、岡崎、大阪、豊橋、山梨、奈良、一宮、福井、名古屋、浜松、長野、岐阜、徳島、札幌、豊橋、大阪、習志野、三河、岐阜、京都、岡山、長野、静岡、名古屋、浜松、尾張小牧、一宮、岡崎、豊橋、三河、名古屋、多摩、岡山、群馬、沼津、多摩、三重、大阪、福井、金沢、熊谷、多摩、奈良、豊田、松本、京都、浜松、練馬、山梨、福島・・・。
高速道路無料化、週末乗用車1000円乗り放題。
非常に心地よい響きのかけ声:高速無料化。
このごろ政局・政争、迎合政治の道具に引き当てられてしまった。
投資回収が終わった路線の儲けで、せめて日本列島四島を海岸沿いに一周できる高規格道路網の完成を急ぐことこそが、この国の軍事的国土防衛、防災&緊急時救援・復旧の国家的緊急課題だと思うがなぁ。
高速道路は、国民生活、経済活動の大動脈であり、距離的移動のしやすさもあるが、利用者がもっとも享受しているものは「時間的経済性」であり、この「時間的経済的利便」に対しては、国民は相応の支出を負担することにやぶさかではない、と思う。
(JR東海で言うなら、乗車券のタダは歓迎、特急料は払う)
それにつけても、高速道路は、県域、道州域を超えて、全国区である。
寿司屋で、松竹梅談義に花咲いた・・。
中国では松・竹・梅を「歳寒の三友(さいかんのさんゆう)」という。
「三友」とは、
友としてふさわしい「正直な人・忠実な人・多聞な人」。
「松」は 厳しい冬にも落葉しない。岩山・断崖絶壁にもしっかり根を張るから、忍耐強く真心を尽くす人。
「竹」は 節を持った人。隠し立ての無い人。
「梅」は 厳冬に咲くことから、厳しい状況でも 笑顔を絶やさない人。
「梅」は 実を結び、熟し、やがて落ちて芽を出すことから、「生命のしるし」とされてきた、と。
梅の花を家紋とするものは、ほかの図柄より格段に多いのもわかるなあ。
「梅は 百花の魁(さきがけ)」:
年のはじめ、梅があらゆる花の先頭を切って咲き、春を告げる。
この地方では、まさに旧暦・新年のころ、実梅が花を付け始める。
いつか寿司屋さんで、お品書きから(並と書かれたのを指差して)これを、と注文したら、「梅 いっちょう!」と声が返ってきた。
松竹梅は、特上、上、並の等級を表す、符丁となる。
寿司屋で、松竹梅談義に花咲いた・・。
中国では松・竹・梅を「歳寒三友(さいかんさんゆう)」という。
松や竹は冬でも緑を保ち、梅は百花に先がけて花を咲かせる。
飛鳥~奈良時代から祝儀、縁起物の代名詞だった、とか。
異論も出た・・:
常緑で不老長寿につながるものとして、奈良時代は松がたとえられていた。竹が縁起物になるは、室町の時代。梅が加わるは江戸時代から、と。
高潔な美しさ、清楚な美しさの代表格として、梅は 讃えられる。
朝の散歩。
きょうは こっちの路を・・・・。
田んぼのの端に梅畑。
樹齢50年ものの、小梅に花が。
小梅が咲くと、青梅(いわゆる梅干しの梅)が。
そして八重に咲く梅(花梅の類い)がつづく。
このごろ「梅の開花前線」北上・・とは、話題にならないなあ。
なんで、さくら花(ソメイヨシノ)ばかりが、もてはやされるのだろうか。オオシマサクラとエドヒガンの一代交配種のソメイヨシノ。
ソメイヨシノは 花が咲き、実もそれなりに付くが、実を結ぶことはない。花を付け、実を結んで次の世代に発芽することができないソメイヨシノ。
枝の挿し木でしか命をつなげないソメイヨシノ。人の手を借りなければ一代限りで絶滅する花の木が、いままた人を惹きつける。
士農工商の身分制度を下敷きにして、征夷大将軍・幕府統治体制の幕引き近くの江戸時代後期に庭師の手で作り出された「ソメイヨシノ」。挿し木で命をつなぐクローン種。植樹された環境が同じなら、同じ日に開花する園芸種。
河川改修、海岸埋め立ての堤防の踏み固めに、花見の人出の脚数に託す、日本固有の護岸土木工事の智慧の華:ソメイヨシノ。
親政議院内閣制への明治維新への隠し味となり、大東亜共栄圏つくりの、討ちてし已まん・七つボタンはサクラと錨の象徴となったソメイヨシノ。
第三の”開国”の象徴は、花も実もあるウメの花であって欲しい。
ウメの開花前線、ただいま北上中・・・。
花の開花前線 北上!とは、梅の開花前線だったのになあ・・。
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