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半月ぶりに 入鹿池を覗く。
いつもその脇を、ちらちらと湖面を見ながら、
先を急いで 通りすぎるだけ。
見慣れた景色だが、改めて見ると、
秋もだいぶ 深まって来たなあ。
水位は(海抜表示で)88mくらい。
湖底が74mほどだから、水深14mといったところ。
この町で、粋な催しがあった。
「市議会主催:市民との意見交換会」
市議会が 議員こぞって一同に会し、
日ごろ話題の、身近なテーマ郡で、
市民と直接対話の大集会をやろう、というもの。
1.町内組織における防災対策
2.熱く語ろう! このまちのスポーツ施設
3.どうなる? どうする? ごみ問題
活発な、身近な意見・苦情・要望が続出し、
ねらいは市民の思いと合致していた。
惜しむらくは 二点:
1.議員どのが「自分の意見、自分の描く姿」を出さなかったこと。
・・・自分はこの町をどうしたいか、を言わないこと。
選挙で熱く語った思い入れに照らして、共振しないのか。
2.意見・要望に対して、行政側の対応姿勢を改めさせようと、
共鳴することもなく、
議員どのが”言い訳”めいた実情説明に汲々として汗をかく始末。
・・・議員は 首長や行政幹部の代弁者に成り下がるのか?!
市議会議長の開会の辞・あいさつで、
二元代議制の本領を発揮していきたい!との決意が、
かすんで見える。 否、本領をわかっていないのかな。
この町で、粋な催しがあった。
「市議会主催:市民との意見交換会」
そして、
記念講演会:中部大学教授・武田邦彦さん
「どの程度、放射能を怖がる必要があるか」
事実に基づいて、多少の強調を加えて、解説するスタンスは、
何かと扇情的、大げさすぎて誤解を生む、と批判も多い。
が、それを承知で聴講すれば、指摘は多岐にわたりわかりやすかった。
「フクシマ第一原発原子炉から放出された放射能物質は、
陸上海上を問わず、発生元の原発敷地内へ半永久的に閉じ込めるべし」との主張は、極めて全うな主張で、全世界・全人類・全生物に対する、全うな事業者責任の執り方である。
使用済み核燃料の中間処理場として、六ヶ所村につづいて、第二の「処理場」をフクシマ第一の敷地内に置くことである。
そのためには、フクシマ第一原発を囲む、5kmとか10kmとかの範囲・区域は事業者が買い上げる。
まことに わかりやすく、全うな提言だ、と評価できる。
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ここまで来て、考えさせられた・・・・・:
当該区域内の住民・事業所・施設の関係者には、想像を絶する苦痛なこととなる。
この国のエネルギー政策のリスク発生の犠牲がしわ寄せされることは、非情で過酷な道となる。
全国民が、ここにこそ「ともに苦しみ、ともに復興・ニッポン再生に手をつなごう」
義捐金・ボランティア参加以上に、同胞あい分かち合う絆が支える・・。
電源開発のダム湖水没住民・事業所の集団移転とは、桁違いに大規模な決断と苦痛を伴なう。
だが、人災事故を起こしてしまったニッポンの、ニッポン人の、
全世界の、地球的規模で、大気と海洋と大地を汚染しているニッポンの、せめてもの償いであり、最低限の対処策であろう。
このごろ 気に入らないこと・・・:
溜め池に放流されるブラックバス。
庭先にまで侵入してきた 西洋タンポポ。
空き地、道端に生えてくるセイタカアワダチソウ。
土手やら公園に播種される黄色やらの山野草。
ブラックバス。
釣り人に人気らしいが、日本の里山里地のため池・用水のめだか、ふな、はやなどを駆逐し放題の乱暴者。
外来の山野草。
ガーデニングファンには かわいい! きれい!!と人気らしい。
日本固有種が一網打尽に生息地を奪われていくのはいかがなものか。
魚釣りビジネス、花屋さん:ガーデニングビジネス。
ペット屋さん:ペットビジネス。
外来動植物販売業者は、口を揃えていうのだろう・・:
「ご自分が管理できる範囲内で飼育し、鑑賞下さい。
放流したり、放し飼いにしないで下さい。
花のあと、種をつけたまま捨てないで下さい」と。
・・あとは、愛玩家 鑑賞者の倫理の問題です、と。
人目につかない夜のうちに 散歩にでかけた愛犬が、他人様の門先に残してくれる”ワンちゃんからの贈り物”に 辟易している身にもなってよ!!と叫びたくなる日々・・。
三重県 北勢、藤原町。いまは いなべ市藤原町。
R363沿いの杉林に Sanctuaryという看板。
気になって ちょっと一服 休憩。
Fishing Field COFFEE & RESTAURANT
オープンカフェ・サウザンドウィンズ。
ログハウス店舗・・か。
ん・・? 池がある。
池・・? こんな平地に 池?
「 ログハウス管理棟およびカフェレスト。
従来の管理的釣り堀のイメージを一新した、
フィッシングサンクチュアリ。 」
(お店のパンフレットより)
”サンクチュアリ”が、聖なる場所・境内を指すだけでなく、
深くて安全な場所に設けられたバスたちの住処(棲み家)という意味とは、門外漢には 知らなかったなあ。