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五条川の 秋
毎年 秋の色づきを 待っている樹がある。
上前川原橋の たもと。
もみじ・・。
子どものころ 芋ほりをした畑の土手。
一服するには いつも このヤマモミジの元で 茶を飲んだ。
子ども未来園の前。
子どものころ てのひらで握り締められるほど、ひょろひょろした若木であった ヤマモミジ。
色づいてくれて ありがとう。
来春に 子たちのちいさな手のように また 会おうな。
企業広告に「安心・安全をお届けします」とあった。
選挙公約に「安心・安全なまちを実現します」というのも。
「安心を届ける」「安心なまちづくり」って どうやって・・?
辞書的には、
「安心とは、心配が無くなって 心が安らかなさま。不安が無いさま」
「安全とは、危なくないさま。無事。」
仏教の教えでは、「安心(あんじん)とは、信仰によって 心を定め、心が動かないこと。阿弥陀仏の救いを信じ、極楽浄土に至ることを願う心」と説く。
「安全」とは、仕掛けや仕組みを整え、維持しつづけることで、危険がないか、少ないことを認証できるモノ。
殺菌処理済みで、危害を及ぼす細菌は無いです、というように、他者が自分に向かって「危なくないですよ」とは 言える。
でも「安心」してください、「安心ですよ」と押し付けられても、自分が納得できなければ”安心できない”ということもありうる。個人差があるもの。
安心をお届けします、と言い切るよりも、「安心していただける状況・状態、仕掛け・仕組みを お届けします」と言ってくれれば・・。
そういえば、警察の広報紙では、
「安心して暮らせるように、安全なまちの確立につとめます」という。
安全な仕掛け・仕組みをつくり、順調な運用で、心安らかに暮らしていただけるように つとめます」と伝わってくる。
* 年の瀬を 安全に。 警察では、警戒活動をいっそう強化します。
* 12.1.~12.20.「年末の”安全な”まちづくり県民運動」が行われます・・。
数年前から 市内小中学校14校の耐震化改修改築工事が進められている。
オトナの不作為で、対策が遅れていた羽黒小学校。
先の東日本大震災はなんとか持ち堪えた。
体育館、南舎、中舎、北舎のすべてが不適格で、
南舎は耐震化補強改修、体育館・中舎・北舎は取り壊し。
201112/1号 市の広報のトップで、北舎の完成予想図。
広報で知るまで、当の学校長が見たことが無いというシロモノ。
こんな抜き打ちで公開するとは。現場無視にもほどがあろうに。
まず一番に、小学校の子たちに もっと早くに真っ先に知らせてやりたかったなあ。
足かけ3~4年もの間、毎日まいにち 不自由・不足を耐えているのは、在学中の子たちではないか・・!
(オトナたちは、どこかで 勘違いをしているゾ)
(設置者こそ 選挙で選ばれる首長かも知れないが、小中学校は 地域の民の老若男女・子々孫々の、地域の絆の拠りどころなのに・・)
この地は民のもの。この地は子々孫々の民のもの。
学校は(子々孫々の教育実践の場は)この地の民のもの。
100年余も 代々歌い継がれる「校歌」。
わが学舎こそ この地の われらのいのちの拠りどころ。