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犬山 白山平・丸山地区。
徳ヶ池。
もともとは農業用水であったろうが、
住宅開発が進んだ いまは、地域の調整池、の感。
やっぱりここには、ことしも渡り鳥の鴨がきた。
おしどりたちも いる。
水面に パンくずとおぼしきものが 投げ与えられていた。
そして、後背地には、
東之宮古墳・白山神社の 山容がかまえている。
犬山城。
針綱神社。
七五三が過ぎたら、安産祈願と知った。
ところが その先があった。
三月三日 ひな祭りは、
「女の厄除け祭り」です、ときた。
う~ん、謂われてみれば わからぬ わけではない。
国家安泰 町中安全、村中安全、
そのつぎは 子孫繁栄、だものな。
朝から あわただしい日。
幼な児が 「牛めし喰いに行こうよ、だって!」
あの牛丼の吉野家が、きょうは特別メニューの日だという。
ほんの数分ほど早かったらしく、運よくテーブル席へ。
ちょっとの間に 大勢の人が 待ち行列をなしていく。
満腹して 外へ。
思えばもう40年も前になる。
新橋駅前に すき焼き一人前をどんぶりに盛り付けて、
「牛丼」と名づけたファストフード専門店が出現し、
まるで朝めし屋風情で 大はやりで賑わっていた。
たかが昼めし、腹ごしらえのために行列してまで食べる店だった。
山手線に乗りかえて わざわざ通うほどに 病み付きになった。
栄枯盛衰、経営陣の顔ぶれは入れ替わったが、
年老いても この味が たまらず、なつかしい。
「蜂のムサシは死んだのさ・・・♪♪」
街中に ガンガン流れていた頃の なつかしい味と賑わいだった。