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「報連相」は“過去・現在・未来”

パーマリンク 2009/02/22 02:27:14 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 漁師町に生まれ、“うちの海”と“おいしさ”を受け継ぎ、
 未来の子どもたちへ残す“人づくり”を貫いた事業家。
 お客さまとふれ合う商売を拡げ、生涯現役を貫いた大女将がいた。

 早起きし、だれよりも早く見回る。
 雨の日も、風の日も、毎日まいにち、欠かさない。

 姿が見えない日には、ご近所の者が、
“どうしてる?”“What’s Happeng. Can’I Help You?”と、
 顔を出す・・。

 “子は親の背中を見て育つ”
 
 事業の経営・管理の要諦は、
 「報告連絡相談」(“ほうれん草”)と言い切る。
 「報告は 過去を知り、
  連絡は 現在を確かめ、
  相談は 未来を決めることだ」、と。

 「報連相」は“過去・現在・未来”の「海図」。

 天から授かり、先人から受け継いだ美しい海、海の恵み。
 “孫子の時代にも、うちの海を味わってほしい”
 うちの者たちが喜んで受け継いでくれる、「海のおいしさを残したい」
「喜んで受け継いでくれる者たちを 育てる」のが、生きがいだ・・と。

“ほんまもんの味”しか出さない。

パーマリンク 2009/02/21 05:58:55 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 漁師町に生まれ、仲買い、鮮魚店、大衆食堂・レストラン、旅館へと、
 「お客さまとふれ合う商売」を拡げ、生涯現役を貫いた大女将がいた。

 どでかい飛行場ができると聞いて、
「うちの海のおいしさ」を世界中の人に食べさせたい一念で、
 空港ビルの中にまで食堂を構えてしまった。
 “うちの者(従業員)なら”必ずおいしさで行列を作って見せてくれると信じた。

 どでかいエビフライが付くメニューが話題を呼んだが、奇抜さだけを狙ってはいない。
 お店にあふれる、気合と根性。 お客さまの、腹の奥からの高まり。

 目配り、気配り、こころ配りの固まりのような接客とおいしさ。
「親しい人たちを引き連れて、また食べに行きたくなる“味”と“お店”」を追求したまでのこと、とか。

 “未来”の姿を追い続けた事業家。
 子どもたちの未来に“ほんまもん”の海を残してやりたい、
 “ほんまもん”の「うちの海のおいしさ」を受け継がせたい。
 お客さまには“ほんまもん”しか渡さない、
“ほんまもんの味”しか出させない、がんこおやじ以上の女将。

オブジェ (春日井市役所 前庭)

パーマリンク 2009/02/20 00:51:21 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 急な調べごとが起きて、
 春日井市立図書館へ駆け込んだ。

 いつも利用させてもらう。


 日ごろ気が付かなかったが、
 となりの春日井市役所庁舎の前庭に、
 オブジェを見つけた。

 「うーん・・・」

 帰りにもしばしにらめっこした。
 やっぱり、「うーん・・・・・・」

王道:「御用聞き」(2)

パーマリンク 2009/02/19 00:32:09 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 「ビジネスモデルの寿命は 長くても30年」
 100年に一度の経済危機に、またぞろ盛んに露見する。

 地方都市駅前商店街の最終章:地域通貨の特効薬破綻。
 5間間口のコインパーク化。アーケード屋根の一部切除。
 そぞろ歩き、ウインドウショッピングの愉しみを破壊する商人街。

*********

 「御用聞き」商売に業態変更をした商店が生き抜いている。

 「たばこ屋」さん:
 たばこ屋30年のカンバン娘の奥様が、
 工場・事業所のたばこ自販機ヴェンダー商売で30年。
 そして宅配メール便、アスクル便・アマゾン宅配便へ転進30年。

 「酒屋」さん:
 通い帳酒屋30年。
 飲食店・スナック・カラオケ店・業務用の酒販店30年。
 宅配便集荷配達30年。併せて、
 限界集落化する住宅団地の給食宅配業30年へ転進。

********

 「5間間口へご来店下さい、在るものを売る」は化石商売。
 訪ねても無いかも知れない店へ行くより、量販店へ。
 お客さまの購買移動が、
 徒歩自転車から 時速40キロのクルマになったのに、
 対応しなかった個店と商店街の30年。(”身から出た錆び”)

********

 終身雇用・縦割り・単能工・単工程たらい回しの、
”お役所仕事”で身内の雇用維持にしがみつく行政。

 お役所・行政サービスの制度疲労と、
 3間間口、5間商売で「まちづくり活性化補助金」依存体質。
 「失われた15年」惰眠。その後にまだ生命維持装置を要求し、
 給付ばら撒きで、日長もたれ合う景色はもうたくさん!

 3間間口の商人さん、3尺カウンターの吏員さん!
 外へ出でよ。

 お客さまの生活の場へ、お客さまの生きざまのシーンへ、
 眼と耳と鼻を付けて飛び込んで見よ。

 これからの30年、これまでの労働生産性のままに固執しても、
 これまでの半分の定員枠と人件費枠で、
 これまでの倍の行政サービス要求が待っている。

 商売・行政(公僕)の原点は「御用聞き」にあり。

 これから100年に耐える制度設計は、現地測量の眼で起こせ。
 300年先の子どもたちに残してやりたい景色Visionを描こう!

王道:「御用聞き」

パーマリンク 2009/02/18 04:24:44 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 セブン&アイの伊藤敏文氏が、なにかの番組で披露されていたフリップを思い出した。
 この時代に売上をあげる法は、
 ①「安さと品質」②「背中を押す」③「御用聞き」。
(通りすがりにチラッと眼にしただけで、話の中身はわからないが)


①お値打ち : 
「安さと品質」が両立するものは売れるというのだろう。
つまりは“お値打ち”なもの。
“得用”と書くと安い・損得の響きだが、“徳用”と書いて品性とか恩恵とかを感じるものが支持される。

②お客さまの「背中を押す」 : 
 これは新型炊飯器をお買い上げの方には、なべ・フライパンの下取り500円割引セールをします、というイトーヨーカ堂の流儀。
 同種の炊飯器の買い替えを促す1:1の旧型下取りではなく、
 台所という生活のシーンで プラスアルファーのお手伝いをしますよとの、
「もう一押し」の生活提案サービスを指すのだろう。

③「御用聞き」復活 : 
 あなた好みの品、サービスを提供します、の原点回帰。

********

 この中で「御用聞き」商売感覚こそが、
 100年に一度の経済危機をチャンスに活かす「カギ」と思う。

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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