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フクシマⅠで 海が死ぬ -2-   (1349)

フクシマⅠで 海が死ぬ -2-   (1349)

パーマリンク 2013/09/11 22:54:42 著者: hatake メール
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 9.11が巡ってきた。

 9.11.東海集中豪雨の日。
 庄内川の氾濫をやわらげるための「洗い堰」から、
 新川へ誘導された濁流が、すこし西の左岸で決壊。

 9.11.N.Y.のWTCビル他への同時多発テロ破壊の日


 そして
 2011.3.11.から2年半。

 フクシマⅠ #1、#2、#3原発はメルトダウンから、
 メルトスル―していった。

 際限なく合計で63種類もの放射性物質を出し続けている。
 格納容器を突き抜け、人造基礎をも溶融しながら、
 いま どこに どうなっているか。

 被爆即死するほどの放射能のため、
 人智を尽くしても、位置確認すら把握できないで居る。


 停める。冷やす。取り除く。
 停めるために水で冷やし続けている、という。

 冷やした水は放射能を帯び、
 放射能汚染水を陸で貯蔵し続ける。

 建屋の下の地下水までもが、放射能汚染水となる・・
 

 停める・・
 メルトスル―した溶融塊は「停める」手立てが見つからない。

 冷やす・・
 冷やした放射能汚染水は、除染装置がまだ間に合わない。

 取り除く・・
 溶融塊は在り場所すら掴めていない。

 放射能まみれの冷却汚染水は、敷地内に溜めるばかり。
 除染もできず。 持っていき場所も無い。

 地下水脈すら放射能汚染水化し、太平洋へ向かう・・


 国は2011.12.の収束宣言を事実上撤回した。
 
 3.11.は まだまだ現在進行形。
 とりわけストロンチウムは2万7000年の半減期の先まで。

 #4に冷却保管している使用済み核燃料。
 核分裂生成物から出る高温の崩壊熱は、
 冷やし続けなければ爆発し生成物放射能を撒き散らす。
 空中保管の危うさだけでも、はやく回避したい・・

 地盤ですら新たな地震による隆起沈降、亀裂、崩壊の恐れに。
 まして3~4階の巨大プールでの”空中保管”は尋常ではない。

 (3.11. 9.11.の恐怖を忘れないために書き留める)
【写真】いずれも2013.9.11.日本経済新聞28面から。

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