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9.11が巡ってきた。
9.11.東海集中豪雨の日。
庄内川の氾濫をやわらげるための「洗い堰」から、
新川へ誘導された濁流が、すこし西の左岸で決壊。
9.11.N.Y.のWTCビル他への同時多発テロ破壊の日
そして
2011.3.11.から2年半。
フクシマⅠ #1、#2、#3原発はメルトダウンから、
メルトスル―していった。
際限なく合計で63種類もの放射性物質を出し続けている。
格納容器を突き抜け、人造基礎をも溶融しながら、
いま どこに どうなっているか。
被爆即死するほどの放射能のため、
人智を尽くしても、位置確認すら把握できないで居る。
停める。冷やす。取り除く。
停めるために水で冷やし続けている、という。
冷やした水は放射能を帯び、
放射能汚染水を陸で貯蔵し続ける。
建屋の下の地下水までもが、放射能汚染水となる・・
停める・・
メルトスル―した溶融塊は「停める」手立てが見つからない。
冷やす・・
冷やした放射能汚染水は、除染装置がまだ間に合わない。
取り除く・・
溶融塊は在り場所すら掴めていない。
放射能まみれの冷却汚染水は、敷地内に溜めるばかり。
除染もできず。 持っていき場所も無い。
地下水脈すら放射能汚染水化し、太平洋へ向かう・・
国は2011.12.の収束宣言を事実上撤回した。
3.11.は まだまだ現在進行形。
とりわけストロンチウムは2万7000年の半減期の先まで。
#4に冷却保管している使用済み核燃料。
核分裂生成物から出る高温の崩壊熱は、
冷やし続けなければ爆発し生成物放射能を撒き散らす。
空中保管の危うさだけでも、はやく回避したい・・
地盤ですら新たな地震による隆起沈降、亀裂、崩壊の恐れに。
まして3~4階の巨大プールでの”空中保管”は尋常ではない。
(3.11. 9.11.の恐怖を忘れないために書き留める)
【写真】いずれも2013.9.11.日本経済新聞28面から。
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