« 節電需要 再来 (1143) | 町の玄関口 (1141) » |
何年ぶりかで、JR駅前一等地にある「洋食家」へ。
外壁こそ柔和な土色に塗り替えられていたが、
店の外観も、ドアの取っ手も昔のまま。
床 壁 天井、テーブル 椅子、出窓の棚 ・・
みんなそのまんま。
ほーっとした。
トイレもレジ周りも、こぎれいにクリンリネスはばっちり。
ランチメニューは ハンバーグをベースに7品目だけ。
食材はベーシックなもの。奇抜さはない。
ライスが 抜群に”うまい”! 味噌汁がつく。
そっけなくて、ボリュームも少なめ。
がっつり食べたい向きには ちょっと少ない。
そこは大盛り、お代わりのメニューあり。
食後の飲み物は単品の半額で プラスワンのサービス。
弁当・給食の単価には叶わないが、店構え・グレードのランチレストランにはない気安さ・心安さが 心地よい。
1925年創業。三代目さんもだいぶ歳とってきてるなあ。
子たちは巣立ち、当代限りですワ、と主人が笑う。
早朝の”朝めし屋”も、モーニングコーヒーも、
夜の”駅前の一杯呑み屋”も もう止めました、と。
ランチタイム4時間だけの 家庭料理屋で、
”ご恩返し”させてもらってます、と。
居心地のよさと、懐かしさで ゆっくりめの昼ごはんだった。
トラックバックURL(右クリックでURLのコピーをしてください)