« 紅葉だより 犬山・継鹿尾山 寂光院 (769) | 大須 万松寺 かいわい 元気 (767) » |
3~4世代同居。 大家族。 顔の見える暮らし。
いずれも100~60年前なら当たり前の 民の暮らし型。
昭和の大合併で「市」になったムラに住む Aさん。
当節流に、別棟同居の3世代家族。
各世代、各人の年齢がバラバラであり、就学就労就業のスタイルはバラバラ。 起居時間もズレがちで、「行ってきます」「お帰り」もマチマチ。
この半世紀、元は核家族から始まったが、いくつかの不文律がある。
「食卓にテレビは置かない」
「夕食時刻が来たら、夕食の卓に着く」
「3人以上揃ったら食べ始める(見切り発車)」
「遅れた者も すぐ加わって食べ始める」
「食べ終わっても 極力 食卓で 団欒する」
「テレビを見たければ となりのリビングでopen the door」
「遅い夕食を摂る者には、そばに居て、個食には させない」
つまり「毎日、夕食時だけは食卓で全員顔を揃える」のがルール。
おかげでAさんの就業スタイルも、夕食時間帯には帰宅するか、在宅就業できる事業モデルへ転進したという。
(ネット時代の恩恵もフル活用、とか)
それで、どうなの?と尋ねると、
「見過ごしていた(見ようとしなかった?)シェフ(主婦)の大変さ(就業実態)に圧倒されている」「いただきます・ごちそうさまが、ありがとう・おかげさまに刷り代わった」と。
そう言えば、Aさんの若さ・健康は、シェフの内助の功。
”おいしい!”が、最高の”幸せの絆”なのだろう。
トラックバックURL(右クリックでURLのコピーをしてください)