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偶然TVで、星野リゾート社長の星野佳路(よしひろ)社長を見かけた。
テーマはリゾート旅館(ホテル)の再生は、
「コンセプトつくり」「従業員満足が、お客様の喜びにつながる」などなど。
スタッフ自身もコンセプト作りの参画し、毎日の仕事がその実現実行者になること。
コンセプトは、まず「ターゲットを絞り込む」。ターゲットのお客様には期待以上の120%の満足をしていただけるように、会社からの自由裁量を得て、お応えすること。
次いで、「地域の特色を活かせ」。
東京のホテル・旅館のまねを狙わなくても良い。
景色、値段で勝負より、心地よさ、時を過ごす愉しさなどに地域の特色をてんこ盛りにしよう、など。
星野社長といえば、Yokoso! Japan:日本の観光産業・観光立国の現状と今後についてインタヴューに応えた話しを思い出す・・。
「国の知名度」「交通アクセス」「治安」。
この3つがそろえば、観光大国になれると言われるが、外国人観光客訪問者数(2008年)が世界で25~30番目くらい。
これは現代の世界七不思議のひとつである、とのこと。
観光産業界それぞれが、連携しながら、それぞれに「ターゲットを絞る」「(日本の)地域の特色を活かす」ビジネスモデルを、作り上げれていないからだろうか。
おとなり中国の”新富裕層”に対する買い物&観光ツアーのごとく、国主導を待つよりも、まず民間主導で展開しているところで、好事例も出てきているようだが・・。
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