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ビジネスで用談する。
相手を特定し、話(話の内容)に責任を取り合うために、
名刺交換などで名乗り合って、当事者間は安心し、
交渉・応対ごとの、その後への保証・保険を取り合う。
接客、販売応待、カウンター窓口の応対・・
名刺交換こそしないが、胸に名札で名乗る。
ロウカウンター、相談コーナーなどでは 大きな名札カード。
相談ごと、用談ごとでは、その場限り一回でなく、
そのあと接点を再開したいことが ままある。
応えるひと、答えるひとは「話の続きはこの私が承ります、
わたしが確たる導きをします」と約束する。
・・・これが 娑婆の常識。
お役所・行政サービスのカウンター、相談コーナー・・。
申し訳程度の小さな名札。 ケースは大きくても小さな字体。
「だれそれがこう言った」と名指しされることを忌避か・・。
見るからに”逃げ腰”スタイル。
「規則ですから・・」。 「規則がありません」。
「それ以上には 具体的な通達がありません」。
”お役所しごと”は、ラチがあかない・・。
政権が変わり、大臣が変わったら、
窓口の応対に緊張が生まれ、血が通い始めた。
社会保険庁の窓口応対者は、
「一人ひとり、もれなく名刺を渡し、責任をもってことに当たれ!」
・・・(長妻厚生労働大臣のツルの一声)。
「匿名性が消え、名指しで応対ができてこそ、信頼がはじまる」と。
職員にひとりひとりに 逃げを打たせない。
隠れ蓑(匿名性)を引き剥がし、全身全霊で納税者、民に向き合わさせる。
(いいねェ・・・)。
『 社長の覚悟が 会社を変える 』(岸 永三・著)。
強烈なリーダーシップと行動力で ”伊藤忠 丹羽宇一郎革命”を成し遂げている先例もあるし・・。
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