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応対窓口の匿名性は信頼できるか

応対窓口の匿名性は信頼できるか

パーマリンク 2009/11/06 01:05:14 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 ビジネスで用談する。
 相手を特定し、話(話の内容)に責任を取り合うために、
 名刺交換などで名乗り合って、当事者間は安心し、
 交渉・応対ごとの、その後への保証・保険を取り合う。

 接客、販売応待、カウンター窓口の応対・・
 名刺交換こそしないが、胸に名札で名乗る。
 ロウカウンター、相談コーナーなどでは 大きな名札カード。

 相談ごと、用談ごとでは、その場限り一回でなく、
 そのあと接点を再開したいことが ままある。
 応えるひと、答えるひとは「話の続きはこの私が承ります、
 わたしが確たる導きをします」と約束する。
 ・・・これが 娑婆の常識。



 お役所・行政サービスのカウンター、相談コーナー・・。
 申し訳程度の小さな名札。 ケースは大きくても小さな字体。
 「だれそれがこう言った」と名指しされることを忌避か・・。
 見るからに”逃げ腰”スタイル。

 「規則ですから・・」。 「規則がありません」。
 「それ以上には 具体的な通達がありません」。
 ”お役所しごと”は、ラチがあかない・・。

 政権が変わり、大臣が変わったら、
 窓口の応対に緊張が生まれ、血が通い始めた。

 社会保険庁の窓口応対者は、
「一人ひとり、もれなく名刺を渡し、責任をもってことに当たれ!」
・・・(長妻厚生労働大臣のツルの一声)。
「匿名性が消え、名指しで応対ができてこそ、信頼がはじまる」と。

 職員にひとりひとりに 逃げを打たせない。
 隠れ蓑(匿名性)を引き剥がし、全身全霊で納税者、民に向き合わさせる。



 (いいねェ・・・)。
 
『 社長の覚悟が 会社を変える 』(岸 永三・著)。
 強烈なリーダーシップと行動力で ”伊藤忠 丹羽宇一郎革命”を成し遂げている先例もあるし・・。 

 

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