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「春が無かった」。
早生種のたまねぎは なんとか収穫を終えた。
サラダオニオン(赤たまねぎ)が 玉にならない!
サクラの花冷えがあり、晩霜を くぐる春の年には、
大きく玉をつくりながら すこし甘いほどに実が入るのに、
ことしはいきなり種つくりに走っている。
日本は 春夏秋冬の四季が、規則正しく3ヶ月づつ巡る、
すばらしい四季の国、と学校では教えられた。
食材の会社の仕事をしているころ、
この地方の春、秋は2ヶ月だと教わった。
3月15日、5月15日、9月15日、11月15日から一週間で、
一気に四季の舞台が入れ替わる、と。
この一週間の間に、五日足平均気温が5度近く動くから。
サクラ、桃、椿、みかん。大根、菜の花・・、
いずれも花咲き時を定めかねていた。
ちょうちょも みつばちも、ほとんど姿を見せなかった。
足なが蜂さえも、巣作りの時を 計りかねている。
春を春らしく感ずる時季もなく 夏日が盛んに現れる。
ケヤキは「短い新緑」で濃緑に変わり、いきなり家蚊が出てくる。
夏野菜の育ちも迷子のように、立ち往生。
やっぱり ことしは「春が無かった」。
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