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「職に就く」(どういう職で生きていくか)―就職率―5―

パーマリンク 2009/10/20 01:06:15 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 “就職 超氷河期”だという。

 「就職」。 「職」に就く。
 「身体に職を就け、どう生きるか」。それが巣立ちの”就職”。

 ではあるが、そんなことより
 まずゼニを稼がなければならない時期もある。時代もある。

 だが、中高等教育(高校・大学)の教育者が、
 「就職率(実態は就社率)」の評価に 右往左往するさまは哀しい。

 「教育」は知識と技能・技術を「学ぶ力」を身に付けさせ、「自分の職を決めて、どう生きるか」を「考える力」を付け、ことばを使って「伝える力」を付けさせることではなかったろうか。

 「EDUCATION」は「生きる力を付けさせること」。
 日本語訳の「教育」は どうも「知識を授けること」に偏ってはいないか。


 「13歳のハローワーク」がベストセラーになって 久しい。
 18歳の子どもが、せめて「28歳の自分は、こう生きていこうとしていたい」と言えるように・・。
 「28歳の自分になるために、就“職”する、進学する」と言えるヒトつくりをしたい。

「 企業内OJT 」 ―就職率―4―

パーマリンク 2009/10/19 03:21:51 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 “就職 超氷河期”だという。

 50年前 高度成長期にさしかかると、企業はヒト集めに走った。
 集団就職。 就職列車。 独身寮。社宅団地。 公団住宅。

 石油化学工業の進展で、炭鉱から工場へ。 
 工業製品輸出と引き換え輸入となった木材、果物、畜産加工品の関税撤廃・自由化で、農山村から町の工場へ。

 終身雇用・年功序列。新卒者初任給は横並び・就職協定。
 新卒者採用活動は”青田刈り”で、採用内定時期は早くなった。

 「どんな職をやりたいか」「どんなふうに生きるか」を聞き届けるよりも、ヒト(アタマ数)を集めて、身に付ける「職」は 企業内教育(OJT)が施した。
 
 卒業生を送り出す「学校」教育は、「知識」(ペーパーテスト)だけで、社会(企業)は善しとした。
 ペーパーテスト全盛、「就職率ランキング」で、学生募集した(実態は就社率)。

「失業」者・「失職」者―就職率―3-

パーマリンク 2009/10/18 06:13:34 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 “就職 超氷河期”だという。

 「失業者」と「求職者」。
 日本語として 対になってるのかなぁ。

 「失業者」は 給料をもらう働き場を失ったヒトで ン百万人。
 未就業者(とくに若者で仕事に就けないヒト、就こうとしないヒト)もン十万人。

 「失職者」とするなら、給料はもらっているが、自分の職(知識・経験と技能)を活かす「職」の場を得ていないヒトが、「会社」の中に ン百万人居るのではなかろうか。
 過剰人員がコスト(原価)を押し上げ、価格に転嫁される。

 「失業者」「失職者」「未就業者」合わせて 5~6百万人といわれる。
 日本の生産年齢人口の およそ10%相当。
 これが 日本の国の「生きやすさ」「住みやすさ」の影か。
 生活者実感もこのあたりにあるのでは・・。

「 有効求人倍率 」 -就職率-2-

パーマリンク 2009/10/17 00:44:59 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 “就職 超氷河期”だという。
 ハローワークの「就職率」ってどうなのだろう。
 ”募集人員に対する希望者倍率”だけが 脚光を浴びる。

 「有効求人倍率」。
 全国が00%で、00県では00%などがトップニュースになる。
 全国’09.7~9月はおそらく0.34倍。

 ハローワークが受け付けてただ今紹介している「求人票(募集人員)」数の合計を 「求職票」を提出し求職活動をしている人数の合計で割り算した倍率。
 どんな仕事でもいい、糊口を満たせればいいという敗戦後復興時代の指標が、いまだに主客で生きている・・。



 ヒトを求める事業主は、
 職種、職能、技能・技術、就業時間帯・就業継続期間、考える力、ヒラメキを具現化できる力、などなどの「職種」「職能」(身に付けた知識と技術と健全な心身)を求めて、「求人票」を出しているはず。

 モノつくりなら工程別に 事業主が欲しいと思うヒトを採用できたかどうかが、求人・採用(離職)のモノサシ(有効ヒト確保率)ではないのかなぁ。
 
 せめて、マスメディアに言いたい!
 「職種別の有効求人倍率」をどんどん報道してほしい。



 社会保障を、介護医療を、少子化対策・子育て支援を!と望まれている時代に、社会福祉の職種や、助産師、介護関連は3~4倍で推移している。
 「その他の(作業重度の低い)労務の職業」は0.10倍台。
 いわゆる、一般事務員は0.20倍台。

 資格や免許、高度な技術に向けての実技実務、手に職(技能)を付けようと、誰でも自助努力したいのだ。
 それに対して、社会的に教育・訓練・修行の機会をつくる対策と、もっと利用しやすい支援を!

 所得格差、教育格差を通り越して、技能・資格・免許の格差が、「どう生きるか」「人生設計の格差」「しあわせの格差」につながって本性を あらわしてきた。

「 就職率 」 -1-

パーマリンク 2009/10/16 07:10:45 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 “就職 超氷河期”だという。
 大学3年生が この10月から”就活”をはじめる、と聞く。
 在学生も 学校も”大変な時代”。


 学校別・学部学科別・年度別就職率が マスコミにニュースレター(リリース)で流され、報道され、コメンテーターが講釈する。

 学校別「就職率」とは、
 就職を希望する学生が卒業した翌月から「給料」をもらえる「身分(会社員)」の採用通知書(出社命令書)をもらっている比率を言うらしい。
 これって「就社率」のこと?

 (中等・高等)教育機関の学校が「授業し」「卒業させる」ことは、「就社」させて終わり、と評価するのか・・?

 マスメデイアから目の前に突きつけられる情報に このごろ疑問符(??)だらけ。

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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