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わが意を得たり! という記事に出合った・・。
十六銀行の現頭取・堀江博海さんが、
「ナンバーワンの銀行を目指す」「預金残高・貸出金残高の多寡や 利益の多寡だけではない。職員の今が幸せな仕事と暮らしができるだけでなく、自分の息子・娘をここへ就職させたい、とねがうような銀行になっていこう」と、
職員に語り続けている・・という。(2011.12.1.中部経済新聞)
企業規模、事業規模の大小にかかわらず、とくに流通業・サービス業には、顧客満足度調査の質問項目に欠かせないたった一つの項目がある・・:
「あなたは、あなたが得た この商品(このサービス)(このこと)を、あなたの家族や 親しい友人にも勧めますか?」
何かの幸運から、市場で得た支配的な地位は 往々にして企業に経済的優位性をもたらす。
だが、そこから得られる力を、顧客の喜びのために使わない限り、そして ひいては 従業員のよろこびのために使わない限り、優位性や支配的な市場シェアは、長くは続かない。(長い期間にわたり 成長を持続することは できない。)
優位に立つ(優位に立とうとする)ところの経営陣・採用担当幹部に聞いてみるがよい・・・
「あなたは、自分の子どもや親戚の者たちに わが社へ就職を勧め、引き継がせたいですか?」
戦略コンサルティングのフレッド・ライクヘルドは「The Royalty Effect」「The Ultimate Question」でいう・・「・・あなたは 家族にも 奨めますか?!」と。
・・・ これぞ、
顧客ロイヤルティ、従業員ロイヤルティを知る、
「究極の質問」、究極のリトマス試験紙なのだ。
五条川の 秋
毎年 秋の色づきを 待っている樹がある。
上前川原橋の たもと。
もみじ・・。
子どものころ 芋ほりをした畑の土手。
一服するには いつも このヤマモミジの元で 茶を飲んだ。
子ども未来園の前。
子どものころ てのひらで握り締められるほど、ひょろひょろした若木であった ヤマモミジ。
色づいてくれて ありがとう。
来春に 子たちのちいさな手のように また 会おうな。
企業広告に「安心・安全をお届けします」とあった。
選挙公約に「安心・安全なまちを実現します」というのも。
「安心を届ける」「安心なまちづくり」って どうやって・・?
辞書的には、
「安心とは、心配が無くなって 心が安らかなさま。不安が無いさま」
「安全とは、危なくないさま。無事。」
仏教の教えでは、「安心(あんじん)とは、信仰によって 心を定め、心が動かないこと。阿弥陀仏の救いを信じ、極楽浄土に至ることを願う心」と説く。
「安全」とは、仕掛けや仕組みを整え、維持しつづけることで、危険がないか、少ないことを認証できるモノ。
殺菌処理済みで、危害を及ぼす細菌は無いです、というように、他者が自分に向かって「危なくないですよ」とは 言える。
でも「安心」してください、「安心ですよ」と押し付けられても、自分が納得できなければ”安心できない”ということもありうる。個人差があるもの。
安心をお届けします、と言い切るよりも、「安心していただける状況・状態、仕掛け・仕組みを お届けします」と言ってくれれば・・。
そういえば、警察の広報紙では、
「安心して暮らせるように、安全なまちの確立につとめます」という。
安全な仕掛け・仕組みをつくり、順調な運用で、心安らかに暮らしていただけるように つとめます」と伝わってくる。
* 年の瀬を 安全に。 警察では、警戒活動をいっそう強化します。
* 12.1.~12.20.「年末の”安全な”まちづくり県民運動」が行われます・・。