ページ: << 1 ... 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 ... 267 >>
田んぼの あぜ道には、“あざみ”の花が よく似合う。
踏まれても、刈り取られて(刈り払い機で)も また出現する。
「おふくろを想い出す花」という先輩が居た・・。
菜の花、ちょうちょ、れんげ、たんぽぽ・・・の季節が過ぎると、
主役は、どじょう、かえる、「あざみ」。
梅雨の晴れ間に 映える「花」。
日本原産の花。 花言葉は「私をもっと知ってください」。
秋になると、綿毛に包まれた種の中に、虫がいて、
この虫を餌にすると、シラハエ(赤みの川魚)がよく釣れた。
八百津町 久田見 「白鬚神社」。
山ノ神として、川の恵みの神として、
「白髭神社」が木曾川流域に拡がる。
海ノ神ではないのか、木曾川中流域には 数十ヶ所所在する。
「久田見まつり」「山車 からくり奉納の祭り」で名高い。
これより木曾川上流部に、白鬚神社は見られないという。
八百津町久田見の 丘陵地。
50年前の伊勢湾台風にも耐え抜いたスギの巨木。
南面は水田で開けた位置なのに。
推定樹齢300年。 重厚0㍍。 胸高 胴回り 6.8㍍。
崇高な雰囲気。不思議と こころ鎮まる境内に 風もやわらかい。
あじさい。 紫陽花。 アジサイ。
初夏から梅雨時、里の花。
「あじさい街道」、「あじさい寺」、「あじさい庭園」・・。
色の違いもいろいろ。 品種もいろいろ。
案内銘板もいろいろ。
「梅雨を象徴する美しい花です。」
文部省唱歌「ふるさと」・・
「 うさぎ追いし かの山 こぶな釣りし かの川 」
「うさぎ追いし かの山」は 荒れ放題。
「粗大ゴミの不法投棄は 罰せられます。営林署」。
赤錆が浮く 看板。
「下草刈り、間伐育林施業の見返りに、地域住民に山菜採り、落ち葉有機肥料の採取を勧め、山の幸・山の恵みを分け合う循環。人の暮らしが環境と共存・共生する循環」。
この好循環を遮断した「農政・林政の悪循環」。
荒れ放題の里山は、環境修復に50年、100年を要しよう。
次の世代に負担を先送りした為政者は、ナンとか補助金を支給するから「票を呉れ」かよ!
国民病:スギ・ヒノキ花粉症で、
医療機関・製薬会社・衛生材料会社が100年間は儲かる保証書をもらった。
「こぶな釣りし かの川」の「田んぼ」は 土色に砂漠化。
菜の花畑、れんげ畑は 観光バスで探しに行かなければ 見られない。
冬には農業用水路・河川は 生活汚水のどぶ川。
「よいこは ここで遊ばない。建設省」。
経済コスト優先の工法は、子どもの遊び場・情操教育の原点を奪い、
近隣住民の自主的補修・維持管理意欲を阻んでいる。
土ほこりの冬の田んぼは、えさもなければ、渡り鳥も降りてこない。
緑の国が、砂漠の色。
道祖神に代わった「整地碑」に、木枯らしが砂塵を舞い上げる。
ふるさとの特産品「どじょう」は、浜辺の特産品「いわし」と並んで、「高級魚」。
文部省唱歌「ふるさと」を、為政者は、
・・文部省唱歌「月の砂漠」に替え歌つくりした。
この国は なにかがおかしい。
この国の人たちは 50年先すらも 見ていない、のか・・・??
この国は なにかがおかしい。
この国の人たちは 50年前すらも 忘れた、のか・・・??
たしかに日本人はこの半世紀、何かを求めて得た代わりに、
何かを失い続けている。
虫も小魚も鳥も寄り付かない、「稲作専用の田んぼ」ばかりの国。
その田んぼも、3割は「休耕田」減反政策で、稲作を許さない!
冬は田んぼに水を溜めず、乾田・砂漠にして、食糧を大量に輸入する国。
農林水産省・ほ場整備改良事業の補助金交付適格施工基準には、
「水田稲作文化・みず穂の国の水田(貯水池:冬季湛水 生態系による土壌改良)の通水・貯水・湛水を」「数千年の自然との共生を」断ち切って、「農業従事関係者からの票集めのため、冬の水を売って農家救済補助金の財源にする」。
だから、「灌漑はパイプラインで水をやる。稲を刈ったら乾田、砂漠化しなさい」とでも、書いてあるらしい。
この国は なにかがおかしい。
夏場に撒いた化成肥料・農薬が、冬場に砂漠では、水田の力で分解してもらえまい。
表土には化学物質(多くは石油精製ものか)が蓄積されて、土が死んでしまうのでは?
この国の人たちは 50年先すらも 見ていない、のか・・・??
<< 1 ... 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 ... 267 >>