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財団法人日本モンキーセンター。
遊園地、学習公園であるが、また、紅葉のシーズンも好い。
園内 ヤクニホンサル園脇の一帯はモミジが多い。
サルたちのご愛敬に歓声もあがるが、モミジの紅葉も美しい。
その先につづく山が「継鹿尾山 寂光院」(別名:もみじ寺)。
次の写真の正面が継鹿尾山で、全山が紅葉する。
こんな景色に お弁当を広げたグループ、家族がほほえましい。
この山の向こう側が「日本ライン 木曽川」の渓谷。
紅葉狩りは 都会にもある。
桜通り。
昭和12年(1937)汎太平洋平和博覧会などが名古屋で開かれた折、イチョウがたくさん植栽されたとか。
大阪御堂筋のイチョウ並木も、地下鉄御堂筋線開通時。
時を同じくしてイチョウがたくさん植栽された。
イチョウ・銀杏は、飢饉に備えた食糧備蓄の願いも兼ねて、神社仏閣に多く植栽される樹。
気になること・・:
イチョウの落ち葉を、迷惑なゴミとして嫌う風潮。
人が勝手に根元を舗装してしまい、わが身の落ち葉を厳しい冬の根をかばい、やがて次の実を付けるための栄養(肥料)としようとするイチョウの生態を、断ち切ってしまった人間のエゴ。
南天の葉っぱが添えられた、おせち料理、赤飯。
なにかめでたいことがあった日に、おふくろが作ってくれた。
葉っぱに含まれるナンジニンとかいう成分は殺菌作用があり、食べ物が傷むのを抑える。 船酔い、二日酔いには葉っぱをかじるとよい、とは随分あとになって知った。
不浄を清める木として便所の近くに植える。庭木の本が紹介する。
無病息災、長寿を呼ぶ木として、杖や箸に重用される。
「難を吉に転じる、縁起の良い木」。
まもなく この実を好んで食べるムクドリがやってくる。
花言葉は「わたしの愛は増すばかり」「深すぎる愛」とか。
赤い実、白い実の時節に「誕生花」という不思議な”花”。
忘れられないドラマのシーン:
・・・・翌朝、お藤は、庭にある紅葉を見上げて静かに諭した。
「 木は、厳しい冬を乗り越えるため、力を蓄えねばなりません。
紅葉が散るは、その身代わり。
燃え上がるようなあの色は、
わが命より大切なものを守るための、決意の色。
そなたは、あの紅葉になるのです。
紅葉のような家臣になりなされ。 」
与六は驚きで声も出ぬまま、お藤を見上げた。・・・・
「紅葉の家臣」:”戦乱の世”に生まれたニッポンの生きざま精神。
【写真】NHKテレビ大河ドラマ「天地人」最終回より。
*お藤:与坂城主直江景綱の妹で与六の母。与六:のちの直江兼継。5歳で長尾喜平次(のち上杉景勝)の小姓となる。
*原作:火坂雅志「天地人」。脚本:小松江里子、NHK「天地人」。
久しぶりに 尾張富士の裾野に在る「博物館・明治村」へ。
いつも すぐ脇の県道・入鹿池を走って、高速道路ICを使う。
近くて遠いは なんとやら、で、園内に入る機会が少ない。
50年までは、隣の山へ「柴刈り」(焚き木採り)に入っていた。
毎年 初日の出、石上げ祭りで尾張富士は 庭先みたいなもの。
紅葉、モミジの色づきが こんなに佳かったかな・・。
曇り空だが、急に思い立って、入ったので 色と光はいまいち。
モミジの名所にしてもいいくらいに「イロを楽しむ」。
「鳴子踊り フェスティバル」総踊りも 愉しんだ。
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