カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

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企業戦士の卒業式

パーマリンク 2010/05/20 01:12:16 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 時節柄か、退職挨拶状を よくいただく時季。

 「企業戦士で封印した、夢の人生:悠々自適・晴耕雨読のマイペース。 この後は ふたりで静かに ゆっくり、 元気な余生を過ごしたい・・」と。


 思い出しました。ときどき ありましたなあ、こんなことが・・:

 「亭主元気で 留守がいい、給料忘れず 入れさえすれば。」
 こんなことばを肴に、付き合わせていただきましたねェ。
 「憂さ晴らし 酒でまぎらす あかのれん」の日々。

 でも、酔いが醒めれば、
 「帰り道 女房どのは わが空母」
 そこが「くやしいところなのです!」とも。

 きっと御心配だと思いますよ、と申し上げてましたよね。



 たぶん 先様は わかっておられますよ!・・・:
 「亭主関白やらせておけば。
 わたしゃ そのうえ 帝様(みかどさま)」ってね。

平成22年度 中小企業施策利用ガイドブック

パーマリンク 2010/05/19 10:51:58 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

  「平成22年度 中小企業施策利用ガイドブック」
  2010.4.中小企業庁発行 無料配布品 全208page.

 商店街・中心市街地の商業・物流・活性化の関する「施策」だけでも、10~12くらいの「施策」。
 まるで判例ジャーナルものを読み進むごとし。

 前例主義。 先例主義。 例示・00基準主義。・・。
 税制、融資対象基準、00、申請手続き・利用方法示達、・・。

 なんでここまで、こと細かく手取り足取り、上げ膳・据え膳・・か。
 何かの事業をすすめるよりも、取り巻きの関係筋との折衝・調整にエネルギーが要るぞ・・。

 年々分厚くなってきたな。 ひととおり 目を通そう。
 読みすすむうちに”疲れてきた”・・。
 175くらいの施策のオンパレード。

 まもなく「2010年版 中小企業白書」全420pが発刊される。

現存最古の山城 犬山城

パーマリンク 2010/05/18 02:52:48 著者: モリゾー
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(秀吉が入城し、本陣を張り、小牧山・家康軍と対峙した。)


 東海テレビ番組「おしろツアーズ」を観た。
 案内人は「お城大好き」なロンドンブーツ1号2号の田村淳さん。
 急遽「犬山(犬山城)観光特使」に任命された、という。

 番組でいうとおり、戦国ビッグスリーに狙われたお城。
 信長、秀吉、家康が、この城をいかに重要視したか・・。

 信長は、上洛して天下を取る第一歩として、犬山城を橋頭堡に、中濃を攻略して稲葉城斉藤道三を攻め立てる。

 秀吉は、信長亡き後、家康と覇権を賭して拮抗する。
 家康軍の大軍が小牧山に陣を構えるに対し、秀吉自らも犬山城へ入城して本陣を張る。1584年の小牧長久手の戦いは6ヶ月の長期戦の後、和睦しドロー試合となる。

 「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」で家康は江戸へ国替えを忍従し、1590年秀吉の天下統一が成し遂げられる。

 初代天下人の世は短く、秀吉亡き後1600年関ヶ原の戦いで、家康の世となると、
 家康は江戸と今日の都の中間の尾張名護屋(名古屋)に御三家を配する。

 さらに幕閣の成瀬氏を、尾張徳川家の付け家老職に兼務させ、犬山城主を居城と与える。

 やがて大坂の米蔵(年貢米の一極集中管理)と並んで、直轄地:天領:木曾の木材集荷・取引と舟運の元締めを、代々の犬山城主に特命する。

 全国各大名諸侯が、権威の象徴・築城と城下町つくりに競う中、当時の基幹資材産品=ヒノキ材木需要の供給量と、搬出・舟運を城下で監理したのが犬山城。

 犬山城は関八州を除けば国内最大の肥沃な濃尾平野を、眼下に一望して諸国安寧の見張り台であり、木曽川舟運経済の監視管制塔。

 その戦略的要塞=犬山城が、焼き討ち炎上させられることなく、430年以上にわたって、木曽川と、木曾の水の恵みの最大級の平野と、諸国へつながる伊勢湾という、経済の根幹・骨格を差し配し続けてきた。



 犬山城の天守から、広大な濃尾平野を見晴らし、木曽川の流れを眼下に掌握するとき、あらためて軍事的経済的に無比の要所に位置することを思い知らされる・・。

【写真】いずれも東海テレビ「おしろツアーズ」から。

初夏 新緑  小牧山

パーマリンク 2010/05/17 23:13:50 著者: モリゾー
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 毎日のように 眺める山  小牧山。
 いつも そばを通り抜けている山  小牧山。


 なにげに きょうは正面から 見上げて気付いた。
 小振りながら たくましい山だ。

 初夏だなあ・・。 暑いなあ・・。 まぶしいなあ・・。

 新緑だなあ・・。
 
 よく観ると 新緑の色合いが さまざまである。
 みどりといっても さまざまな濃淡がある。

 小牧山の 樹種が ずいぶんと多種類だということを、
 いまさらながら 思い知らされた。

 新緑。 樹のみどりにこれだけの ちがいを見せている。

からころも きつつなれにし (在原業平)

パーマリンク 2010/05/16 17:56:37 著者: モリゾー
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 旧・東海道 知鯉附の松並木。 久しぶりに通行した。
 ここまで来たら、ちょっと寄り道。八橋かきつばた園へ。

 古今和歌集 410: 在原業平の折句歌。
 “旅”   通例「 かきつばた 」の歌とも・・。

 からころも
 きつつなれにし
 つましあれば
 はるばるきぬる
 たびをしぞおもふ

 唐衣きつつなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思ふ

【通釈】衣を長く着ていると 褄(つま)が熟(な)れてしまうが
 ――そんなふうに馴れ親しんで来た妻が都にいるので、
 遥々とやって来たこの旅をしみじみと哀れに思うことである。

 無量寿寺。日吉神社。 八橋かきつばた園。
 平日ながら、たくさんの来園者。 ここは別世界の感じ。

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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