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季節外れに 残暑が厳しい。
草花、虫たちも 戸惑っていることだろう。
宮城野萩が 盛んに、しっかり花を咲かせている。
ハギは、秋の七草の代表格。じつは真夏から咲いている。
ハギ、キキョウ、クズ、ナデシコ、オバナ(ススキのこと)、
オミナエシ、そしてフジバカマ。
ハギの中でも、宮城野萩が いちばんよく目にする。
庭の宮城野萩も生命力旺盛で、毎年しっかり大株になる。
明治村で のんびり歩いていたら、
絶妙の呼び込みで 芝居小屋:呉服座の中へ誘い込まれた。
「相撲甚句を唄う会」公演が はじまった。
こんな まぢかに相撲甚句を 生で見るのは 初めて。
ドスコイ ドスコイ ホイ!
聞きやすい。 わかりやすい。 いい調子。
大阪府池田市に明治25年1892建設された重要文化財。
大衆の遊び場、社交場、公民館ですらあった芝居小屋。
今、明治村が 面白い!
一 日の丸の旗
一、 白地に 赤く 日の丸 染めて、あ うつくしや、日本の旗は。
二、 朝日に 昇る 勢い 見せて、 あ 勇ましや、日本の旗は。
100年前、明治政府・文部省が、
「尋常小学唱歌 -第一学年用-」を編纂した。
明治44(1911)年2月 その緒言に、いわく・・。
「歌詞は、尋常小学読本および修身・国語・歴史・地理・理科・実業等諸種の方面にわたり、適当な題材を求めた。」
「文体用語は、読本と歩調を合わせて、文部省内の小学唱歌教科書編纂委員会が、編纂した。」
奥書には、「不許複製」「著作権者 文部省」「定価 金五銭」
「発行者 ㈱国定教科書共同販売所」
明治44年5月5日印刷 明治44年5月8日発行。
「尋常小学唱歌 -第一学年用-」には、20曲が 載る。
1.「日の丸の旗」・・・・「白地に赤く 日の丸 染めて ~」
2.「鳩」・・・・・・・・「ぽつ ぽつ ぽつ、鳩 ぽつ ぽ、~」
3.「おきやがりこぼし」・「ほうり出されて ころころころび ~」
4.「人形」・・・・・・・「わたしの人形は よい人形。~」
5.「ひよこ」・・・・「ひよ ひよ ひよこ、ちひさな ひよこ ~」
6.「かたつむり」・「でん でん 虫 むし かたつむり ~」
7.「牛若丸」・・・「京の五条の橋の上、大のをとこの弁慶は ~」
・・・
20.「花咲爺」・・・「正直爺が灰まけば 野原も山も花ざかり~」
博物館・明治村では 国定教科書復刻版として、発行し、
村長室がある「山梨群役所」のショップで、頒布している。¥400
近くて遠いは 明治の世。
近くて遠いは 明治村・・。
今、明治村が 面白い。
ここ数年間で 明治村は 格段に面白くなった。
昭和40年3月(18日だったと思う)開村。
あれから45年。
テーマパークがあちこちに出来て、影が薄くなったが、
いま、明治村は 老若男女 家族連れにも 愉しい。
博物館。文化財展示場。
建物を外から眺める文化施設から脱皮した。
参加型、体験型、触れる文化財。疑似体験できる文化文明。
文化財もの、貴重な建物でも、大半が内部公開し、
家具調度品には、触れる、座るもできたりする。
絵画、室礼品も、時々入れ替えて、所蔵品を公開する。
”常設博物館”テーマパークへの脱皮が急速に進んでいる。
見る、学ぶ、歩く、・・から、
遊ぶ、食べる、飲む(場内で飲酒・合コンも可)もできる。
食堂、茶店、喫茶店カフェ、屋台店もいっぱいある。
なにしろ季節、月々に、イべントものが多いこと!
明治スイート&グルメ博など 盛りだくさん。
9月18日(土)~23日(祝)は 敬老週間で、
65歳以上は入場無料・出入り自由と大盤振る舞い中。
<朝9:30 開場には 改札口に行列ができる人気ぶり。>
大相撲秋場所 7日目 結びの一番。
横綱白鵬 vs 稀勢の里
押し出しで 横綱白鵬の勝ち。
これで54連勝の偉業を 達成!
22年前 横綱千代の富士の53連勝を超えた。
NHKテレビ中継の解説者席で、千代の富士親方の弁:
「超えてもらいたいですね」「良かった!」
「また新しい挑戦目標が高まっていくことが 良い」
記録は破られるために在る。
進歩、進化していくことは すばらしい。
<写真>いずれもNHK総合テレビから
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