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城下町の秋のフェステイバルとして、
「秋の犬山 お城まつり」が近づいた。
ことしで第11回だそうな。
城下町、大衆のフェステイバルとしての”お祭り”
氏神様:針綱神社の、神事としての犬山祭り(セレモニー)。
これは違う!と 当事者は声高に 主張される。
電鉄会社が観光客・電車利用者を増すためのキャンペーン。
行政がそっくり乗っかった構図が丸見え・・。
秋祭り。
比良賀神社の秋の大祭。
天照大神、須佐之男命、天香語山命を祭神とする。
わがムラ(町内)からも、御神楽連、子ども神楽連、子ども獅子連が総勢100余名の行列で奉納する。
このひと月ほどは毎晩、和気あいあいの練習会を重ねてきた。
80歳、70歳代の長老10余名から、60~50歳のおじいちゃん、40、30、20歳代のお父さんお母さん。そして小学生~保育園児の20余名まで、三世代ごちゃまぜになって笛、太鼓の猛練習。
毎晩皆勤の長老から、塾・おけいこごとの無い日だけ来てくれる学童。
きょうは非番の日だからぜひ祭り囃しの祭り笛をマスターしたいと、通ってくれる若いお父さん。
クラリネットよりむつかしい!と奮闘するお母さん。
太鼓の音が腹に響く!とバチをたたく腕白坊や。
道行き、宮入りなど ことしもなんとか祭り囃子を奉納、お披露目ができた。
五穀豊穣、村中安全・・めでたく奉納・・。
観光シーズンの秋
ことしも華々しく観光客誘致キャンペーン。
電鉄会社が 乗車券購入客増加をめざしてキャンペーン。
それに行政が相乗り。
流入観光客の増加が 地域活性化・まちづくり・むらづくりに貢献するから、という。
??
経済効果・雇用増加・税収増加につながる、というが。
昨年も同じように、市税拠出を含めてキャンペーンをした。
その効果は数値では示せず、かろうじて「犬山城への有料入場者数が前年比微増であった」ことで、自己評価(自己満足?)して幕を引いた。
ことしも行政は、とりわけ観光行政・商工行政はイベント動員に熱心だが、10年先、30年先、100年先への「観光立国ビジョン」は見えてこない。
それどころか、考えようともしていない素振りが哀しい。
一枚のポスター。
ビールの広告ポスターと見るか、
祭りが近い、 祭りは愉しい と見るか。