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ゴーヤの棚つくりをはじめた。
まずは、縦網で背丈までくらい誘導する。
ゴーヤは連作を嫌うようなので、
植え付け場所決めにも 苦労する。
縦網をあまり高いものにすると、
孫たちの手が届かなくなる。
少し低目に張ってみた。
あり合わせの「のり網」や イボ竿で間に合わせる。
天井棚部分は すこし工夫しよう。
あれこれ考えるのが また愉しい。
庭木の日陰に 三つ葉の種を播いたのは三年ほど前。
いつも草刈り機で、刈り払ってきた。
しばらく放っておいたら 一面に青葉の園。
道理で最近お吸い物に三つ葉がよく入ってる。
家庭菜園で自給自足し、食を愉しむ。
これもまたよし。
10年以上前から、書棚に飯塚昭男著『リーダーの生き方』をながめている。
京セラの稲盛和夫さんが 自らの生き方について告白されたものとして、紹介された「ことば」が、気になっている。
「ベターやベストでなく、私はパーフェクトが大好きです。
パーフェクトは他と比較するものではなくて、
自らの理想にどれだけ近づくのか、
自分の内なる理想にどれだけ近づいたか、という、
あくなき追求を指しているからです・・。」
それは、無意識のうちに、“リーダーの理想像”を語っているのだ、と飯塚昭男氏は解き明かしてくれている。
「指導者は“完全燃焼を求めるハンター”というべきかもしれない。」
あとがきの最後の一節が、 10年経っても ますます気になる。
惹かれる人物は、城山三郎氏と飯塚昭男氏。
片や「中京財界史」以来の経済小説家。
片や「財界」編集長、「選択」主宰の評論家。
ともに、ジャーナリズムの世界で研ぎ澄まされていったシャープさ、深さ、透視力がするどい。
城山三郎氏は、魅力を感じさせるリーダーの共通項を教えてくれる:
①常に生き生きしている。
②いつも在るべき姿を求めている。
③卑しくない。
飯塚昭男氏の共鳴して、プロ・ゴルファーに求められる能力に譬えて言う:
「自信と集中力」。 そして「忍耐力とリラックスした精神」。
また、「もうこれくらいでいいじゃないか」という根気の衰えが命取りになる。
年配とともに最も風化ししやすいのが「忍耐力の低下」だ、とも。
根気がなくなる、「もうこれで自分は十分」、「会社や組織も もうこれで十分だ」と思ったときが、フェイドアウトの危険ポイント。
(やっぱり 生涯現役で現場に立ち、完全燃焼したい・・。)
ひごろ何気なく通り過ぎている工場の外周フェンスに、
バラの花が 色とりどりに 咲き競っている。
気がつかなかったなあ、 10株ほどもある。
ひとつ ひとつ みんな色合いがちがう。
こころのやわらかい人が 植え込んだのだろうな。
「みんな違って みんないい。」
雨を呼ぶような 強い風に 首を振り振り踏ん張ってる。
ドレミファ ソラシド、と口ずさんで行く・・。
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