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梶原景時公顕彰会の「梶原忌」法要が、
平成22年5月9日(日)興禅寺で営まれる。
「鎌倉本體の武士」(梶原等氏)、
”景時は武士の中の武士である”(梶原拓氏)。
歴史は勝者の論理で書き残されることが多いという。
その中で、永く深く人びとに語り継がれる人は、静かに慕われ讃えられている。
新緑の候 明るい陽射しの下で、
多くの人びとが全国から集い、あらためて顕彰する日。
この時季、周りの人たちからもいろいろと教わりながら、夏野菜の苗を少しばかり植え付ける。
自家用に、旬の野菜を採るのは、愉しい。
連作はダメ、石灰で中和させてから植えなさい。
石灰は植え付ける10日くらい前に撒きなさい。
土は耕してしばらく寝かせろ。
植え付けたらたっぷりと水をやりなさい。
晩春~初夏の風は強いから、添え木で支えなさい。
フクロ架けをしたほうがよい・・。
おおぜいのご近所さんのアドバイスがありがたい。
一人前に収穫できたら、御礼に見せなきゃね。
夏野菜の植え付け時季到来。
去年より一週間ほど遅れたが・・。
まわりのお家は みんな植え付け済み。
おすそ分けのキュウリの苗も いただいた。
なにもかも、自分でタネを蒔いて、
苗つくり、とは いかなかった。
連作障害を避けるため、
ゴーヤは 接ぎ木ものを 調達した。
ニッポンの経済の「失われた10年」は、いまや失われた20年になっても何処へ行きたいのかが、定まらない。
経営革新という官製スローガンがあるが、やっきになっている国の旗振りで、補助金・助成金・優遇融資への通行手形と受け止められている感。
企業が、民が、自主的に自発的に、革新、開発、開拓に突き進もうとしたとき、浮揚力がついてくるのになぁ。 なぜ、いま、前に一歩踏み出せないか・・。
オーナー企業・公開企業を問わず、「成功体験」「先例に倣う経営」で、私利私欲と事なかれ主義が「習い、サガとなる」。
「革新に挑む」より、先例や他社の動きに照らし合わせたり、ご当局の規制と意向を探ることが、粗相のない経営とする時代を 長らく逡巡してきた。
まさに「和をもってと尊しとなす」農耕文化経営。
この経営が、行き詰って久しくなるが、まだ出口が見つからない。
農耕文化からの離脱と「新世界へ突進」の導火線点火は早いほうが生存率が高いのだが・・。
気候温暖、高温多雨のこの国は、
水田稲作・農耕文化で、定住してから3000年。
竹槍・防空壕で民族の敗戦。無条件降伏。
出征兵隊さんの帰国、外地引き揚げ者、疎開先から帰還者であふれた焦土のまち。
智恵と人手の人海作戦、資源輸入・加工工業貿易で高度成長、所得倍増・・。
加工貿易輸出拡大と農産物自由化の交換政策、農村労働力を工場へ吸引、外国人労働力の流入抑制。
生産拠点の海外進出で技術力の流出と国内工場の競争力沈降・仕事場の消滅・潜在失業者の増加。
終身雇用・年功序列で、右肩上がりの増収増益至上主義。
退職金・恩給・年金で”老後を愉しむ”先憂後楽主義。
歯車がきしみだしたら、迷走する経営・・・。 閉塞感のニッポン・・。
ニッポンの力は どこへ行ったか。
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