No.26 グローバルな女性 |
![]() 長谷川都 さん |
![]() そろそろ別の人生をと考え、青年海外協力隊JOCV(のちにJICAへ継承)に応募しようとしていた。 そんな頃ご主人になる人と出会い、結婚した。 娘さん二人の育児と義母の世話をしながら、「マザーグース」と名付けた英語塾を経営していた。子どもの教育にはいつも関心があり、好きな仕事だった。 娘たちも育ち、自分が50代になると、青年海外協力隊を目指していた頃の夢を実現したくなった。幸いご主人は自営自由業であり少しは協力も得られたし、娘たちの応援もあった。 |
![]() その間に義母も亡くなるという悲しい出来事もあったが、異文化に受け容れられて無事任務を終えた。 「気楽に」「気長に」「気持ち良く」というのを、長年のボランティア・モットーとしている。どの国でも、「あせらず」「あわてず」「あきらめず」を唱えて暮らしているとか。 ![]() こんなところに、人が信頼を寄せ、いつまでもつながりをもっていたいと思うのではないか。わたしもその一人だ。 |
![]() 語学教師だと思っていたのに、医療介護福祉のクリニックへ通って、リクリエーション・ワーカーのボランテイアの実習と勉強をし、ホームヘルパー資格を取っていたなど。わたしは長い間見ているので気が付くことが多い。 魅力の尽きない女性でもある。まだ60代に入ったばかり。 今秋二人目の孫も生まれる予定で、うれしそうだ。 夢は「もう一度近いうちにJICAシニア・ボランテイアで海外に出てみたい」という。 ご主人は「あと2年くらいは自分も元気に過ごせそうだ。留守でも自分で守れるから行ってもいいよ」と応援してくれるとのこと。 海外派遣が終わったばかりなのに。また、つぎのステップを考えて、日々にいそがしく、毎日が輝いておられる。 |
![]() グアテマラ派遣在任中。別名グアテマラ富士とも呼んだアグア火山。 |