?21『「陶」と「古布」に夢中』 |
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![]() 若い頃は海外の物産、特に東南アジア系の雑貨をあつかう店を経営していた。そのころから いつか自分の手で作った器で食事をすることにあこがれていた。子育てが終わるのを待って陶芸教室に通い出した。 |
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![]() 三輪さんの日常着は どこか一点 大正か明治の時代の古布をあしらい、この世界に一枚しか無いものを着ている。Tシャツに古布でトリミングをしたり、小さなパッチワークを入れたりと、さりげなく「個」が光っている。伝統的なきものの華やかな 懐かしい美しさはいつも意識して居たいという。 |
![]() 自作のバッグを下げて ギャラリーに出掛けたら、店のご主人から、ぜひ作品を置いてほしいと言われ、現在ではそこに行けば、三輪さんの作品が購入できる。 自分の作品を買ってもらうということによって、より真剣に作品作りができるので、よいこともある。 |
![]() 母の郷である熊野の山中、ぬくとまりという地で自然と遊んで生活(くら)すのもいいかなと考えているそうだ。 今のいそがしい生活をしている三輪さんからは 想像できませんが・・。 いつもにこやかでこころ優しい女性。 また、その反面、相手が都合付かないときは、どこまでもひとりで行く。 喫茶店や食堂もひとりで はいれる。孤独も楽しめる女性でもある。 |
2006・11紹介C/T |