10『地域に根付く活動を!』

今、旬の女性市民活動グループ「まちかどの泉」
代表松本里美
松本里美さん 犬山市で市民活動グループ「まちかどの泉」を率いる運営委員長である。
コミュニティレストラン(Chanty・チャンテイ)&フェアトレードショップ、エコ交流ステーション、国際理解講座、民族楽器コンサートのプロデュースなど、幅広い層の市民を結集して市民に楽しんでもらえるように実績を積んでおられる。
2002年2月、犬山城下町商店街、空き店舗活用助成の第一号店として、針綱神社の前にフェアトレード喫茶軽食の店として“チャンテイ“をオープンした。

ここでは若い人や仲間と、手作りコンサート、国際交流事業のイベント参加、料理作りにと、てんてこ舞いの日々でした。観光客や市民の交流との場となり、マスコミにも紹介されるようになりました。でも店の運営は楽ではないというのが本音。
2004年1月、もう少し広い活動の場として犬山駅に近い中山町に活動の場を移すことになった。チャンティは日替わりシェフのコミュニティレストランとして新しく生まれた。だれもが自分の色で輝ける場をつくる。自発性と自己責任で運営する相互支援システム地域の人が安心して集える場所を提供する新しい型の飲食店です。メニューも和食洋食中華とバラエティーに富んでいるこのレストランを訪れた人は、本日の献立はどんなめずらしい食材で、どのようなお料理が出てくるか楽しみである。 エコ交流ステーション
この場所でもレストラン、フェアトレードショップ、民族楽器コンサートのプロデュース、エコ交流ステーション、国際理解講座などさまざまな活動がされている。
まちかどの泉10年近く前三人の子どもと一緒に活動していたヒッポファミリークラブ(言語交流研究所)でタイの国にホームステイした。スティ先でのいろいろな体験とヒッポの日常の活動から得たものが今の原動力となっている。

松本さんの夢は、日替わりシェフのコミュニティレストランというワン・ディ・システムを、多地域に広げいろいろな価値観にもとづいた相互支援のネットワークを全国規模で構築することだと言う。
まちかどの泉こんなに多くのことをして目の廻る忙しさの中で、持ち前のふんわかとした穏やかな人柄と明るさでお客さまと接しておられるのはさすがである。


来年は五十代。女盛り、働き盛り。

新年はチャンティ開店一周年企画として河野康弘さんの出前コンサートで幕開けです。

今後もつぎつぎと新しい事を生み出していかれることと思う。