?7『手近な素材から芸術を』 |
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子育てが終わり、自分の時間が持てるようになったら、ちぎり絵をやりたかった。 そんな折、「押し花」の展示会を見て、その魅力にとりつかれた。 自宅の庭は日本庭園だったが、押し花に適した花をたくさん植えた。 押し花にする材料は庭先にある草花で充分間に合うようになった。 何年か夢中でやり、1997年に押し花アーテイストのインストラクターの資格を得た。 |
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![]() 自然豊かな風景の中で目に見える色や形、自然の匂いや香り、ものの手触り、つまり五感のすべてに自然の美を求めて構図を練る。 遠近感を出したり、花の種類を考えたりと、一番悩むところだが、また至福のひとときでもある。 |
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「自然との共生」 | ||
押し花には、花のほかに木の皮、草花の根っこ、野菜・果物も使う。 また、背景とする風景のバックには、正絹の布類、草木染めの布、和紙なども使う。 配材・配色の妙、意外性は限りなく、 創る楽しみは広がります。 |
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もともと、会社勤めで(そして今も)、趣味で始めたが、地域の人たちから教えて欲しいという声もあり、自宅で教室も開かれている。 人に教える、難しさを実感しているところ。 人それぞれの感性も関係しますが、何度もなんども回数を重ね、いろいろな作品を見て、どんどん自分のものにしようとする人は いい作品ができるようです。 また、結婚式のブーケ、還暦祝の花を記念に残しておきたいという人のために「押し花」にすることもされている。 |
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紹介者 : C/T |