?4『もの創り大好き!!』 |
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![]() 服部伊津美 |
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娘にピアノを教えてもらう代わりに、ピアノの先生の子に絵を教えるという交換トレード状態から始まった「こどもの造形教室」も、15年続いている。アトリエでは工作をメインに教えている。 季節感や伝統を盛り込みながら、楽しく作れるものを、と工夫している。こどもたちの笑顔を見ているのが楽しい。 |
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![]() 絵と言葉を考えるのが大好き!! 陶芸歴は14年。やり始めからどんぶりに耳を付けたり、尻尾が付いた茶わんができたりと、あまりにも個性的で、陶芸の師匠は指導もできなかったようだ。 |
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![]() 主に、造形美あふれた食器、動物を擬人化したフィギュア(造形)の世界。 フィギュア。――これは全くモデルも無く、服部さん独自の創造の世界:オリジナルの作品である。 窯から出てきたばかりのカップを見て、思ったよりいい色にできたぁ、うれしい!と大喜びであった。 カップであれ、フィギュアであっても、どれも歌を唄っているところから「土歌展どかてん」と名付けて、6年前から2年に一度個展を開くようになった。 ※最近の個展:『土歌展どかてん―猫もどき祭りー』 2003.10.10.〜10.28.於三好町 擬人化した動物の作品には一つひとつにタイトルがある。 本人は「詩がつく」と言われるが、その詩と動物の表情がピッタリで、思わず笑ってしまう。 |
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きれいな顔、姿で、すがすがしいさわやかな方。その言葉は歯切れ良く、「父ちゃんのごはんはちゃんと作ってるよ」と、ポーンと返ってくる。 ご主人、三人のお嬢さんたちもあたたかく見守ってくれている。 こどもの造形教室、絵手紙教室も、オリジナルな作陶も、自分の中では全部つながっているので、毎日が楽しくってワクワクしている。 かって身体の心配で医者を訪ねたなんて、今では誰も信じられない。 自律神経失調症(あとになってわかったのだが)を患って以来、ライフワークになるようなものを、特にクリエイテイブなこと、ものを創ることを始められ、主婦以外の肩書きを持っていきいきと生活されている |
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紹介者:C/T |