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秋の「お彼岸」
春のお彼岸とは どこか趣きがちがう。
華やぐ気持ちより、内向きな想い。
お気に入りのふる里スポットで しばし・・・。
< ふるさとは遠くにありて思うもの
そして悲しくうたうもの
よしや ・・・・・・
・・・・・・・・・・
ひとり都のゆうぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ ・・・>(室生犀星)
< 遠きみやこに かへらばや>とは ならなくて、
生まれ育った地で 過ごしていけることに感謝感謝。
初秋の五条川も一興だが、
やっぱり 桜 春爛漫が 似合う。
久し振りに 外孫がやってきた。
「セミ捕りに行こうよ」「昆虫さがしに行こうよ」
「川へ行きたいよ」
「ねえ げんごろうは 水の中でも 息しているの?」
こうなると ???
答えは硬い羽の下に空気を貯めて潜るから。
かっては建設省河川局が、
「よい子は ここで遊ばない」看板を立てた川。
水の怖さも知って、なお「水に親しむ川」へと 宗旨替え。
サクラ並木はセミ時雨。 ザリガニもしっかり大きくなっていた。
ハグロトンボにも会えた。
4年前、篤志家から四季桜の苗木の寄贈があった。
地域の元気者グループで、勤労奉仕。
五条川のサクラ並木堤防。
朽ちた古木の跡地に 手分けして植樹。
その後 各自が手植えした若木の面倒をみている。
この半月でシダが取り囲み、ツタにからまれた。
夏草の力強さ!
根元の敷き藁代わりにさせてもらった。
五条川堤。
サクラ並木。
近ごろ 歩道安全柵が新しく取り付けられた。
数十メートルの区間だが 落ち着いた色合い。
足元もしっかり。クルマガードのバーもある。
堤防寄り私有地提供による歩車道兼用地化かな。
安全に安心して歩けて 助かる。
建設省河川局の”ご指導”で「よい子はここで 遊ばない!!」などと、立て札建てれば責任転嫁できた時代から、
自分たちの安全は、自分たちの負担で 自分で守る時代へ。
孫にせがまれて 虫捕りに。
あいにく やぶれた虫捕り網に ひと騒動。
魚釣り用のタモで お出かけ。
目ぼしい虫に 会えず。
泣く子と 地頭には 勝ち目が無い。
ならばと 五条川の中へジャブジャブ(保護者同伴で)。
魚は お昼寝? さっぱり見つからない。
ザリガニの子どもを ゲット!! 虫かごではお手上げ。
パチリと 写して、川へ帰す。 バイ バ~イ!!