ページ: << 1 ... 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 ... 267 >>
昭和29年(1954)4月1日、犬山町、羽黒村、楽田村、池野村、城東村の5町村が合併して、新生・犬山市が誕生した。
明治維新~廃藩置県の“犬山藩”の再興に喩えて、祝賀した。
そして、その志しを『 犬山市民憲章 』に謳いあげた。
あれから半世紀、志しの原点に立ち戻る「場」(ストーリー、シーン)に出会うことが トンと無くなったのが、気がかりだ・・・・・。
首長、議会議員、行政職、教育職・・のみなさん!
市役所新庁舎建設も進めてもらってよろしいが、
市役所正面に据えた、憲章(碑)の理念・全市民の誓詞は威光無しデスカ?!!
*********
『 犬山市民憲章 』
一、城と川と緑を守り 美しいまちをつくりましょう
一、教養を深め 文化のかおり高いまちをつくりましょう
一、力を合わせ 活力のある豊かなまちをつくりましょう
一、いのちを大切にし 明るく住みよいまちをつくりましょう
一、きまりを守り 心のかよう温かいまちをつくりましょう
ことしも 楽しみにしていた環境報告書が届いた。
発信人は外食産業・介護事業のワタミ㈱。
毎年一回、同社の環境と社会貢献に関する年次報告書(CRS報告書)として発行しているもの。ことしでもう8年、通巻8号になる。
製鉄、重電機、ゼネコン、大型総合量販店、自動車メーカーなど、
数社のCRS報告書・環境報告書と読み比べても、
ワタミ㈱グループの環境報告書は“おすすめの年次報告書”だ。
「ふれあい報告書2008」と題するが、
社内外にわたる活動報告で、○○○白書以上かもしれない。
環境、地域・社会の社会貢献、さらに「お客さま」「株主様」「お取引業者様」「従業員」との関わりについて、
びっしりと仔細に、だが わかりやすいことばづかいで記載され、
CRS年表、指標、データ集も多くついて 充実している。
「会社の価値は”ありがとうの総和”である」
「できることからコツコツと一歩ずつ」
「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになりたい。」
こんな会社が全地球的に活躍しているNIPPONが誇らしい。
宅配メール便が届いた。
封筒入りのメール便といっしょに冊子も。
本屋さんからの配本かと思ったら、
「エコメール」(ヤマト運輸㈱)。
A4版68ページの冊子の表紙に 宛名シールを貼り、
幅3センチの粘着テープで一辺をシール止めしただけ。
“エコメール。 ゴミを少なく地球にやさしい包装です。”
これぞまさしく“究極の簡易包装”郵便物。(クロネコメール便)
以前は封書で送られてきたが、ついに究極の姿となった。
発信人は外食産業・介護事業のワタミ㈱。
毎年一回、同社の環境と社会貢献に関する年次報告書(CRS報告書)として発行しているもの。ことしでもう8年8号になる。
待っていた本が届いた。
28歳で入社し、38歳で取締役、48歳で社長就任。
70歳で会長就任。78歳の‘08年12月会長兼社長に就任。
“おれは町工場のおやじ”そのもののスズキ㈱の社長!!
「現場主義の経営」を地で行く。
「ものづくりは現場がすべて」!
「自分が現場に足を運んで決める」
「実際に現物を見て判断する」
「現実に即して考える」
なんでもおれが、とワンマン経営者と思われがちだが、
数年前の社内スローガンには、
「生き残るために、我流を捨てて基本に忠実に行動しよう」と手堅い。
生き残り、勝ち戦を大勢でやるには、我流の積み上げだけではダメで、
現場社員全体で、基本を確立したい!と我慢して吼え続ける。
***********
トヨタ自工とトヨタ自販が合併してトヨタ自動車が誕生したころ、
名古屋経済人の会食勉強会、その定例会設営の裏方として、
50歳すぎバリバリの鈴木修社長の“おやじ姿”を拝顔していた。
ノブナガなら人生50年、21世紀は70歳でもきっと現役だよ、
そんな気迫を 舞台の袖で感じた。
***********
ワンマン経営から、少数精鋭幹部合議制経営へ移行しようとする中、
「ものづくりは現場の基本がすべて」と、
浜松のポラリスの座標軸は 単刀直入、明快なこと!
【やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。】
これは連合艦隊司令長官:山本五十六元帥の名言。
会社を経営する者、人の上に立つ者は、だれもがこの名言に異論は無い。
現実に、現場で、本人たちが「やる気」になって、
望んだ状況に到っているか、というと・・・・。
①「やってみせ」
みずから手本を示せる、技を身に付けている社長であるか・・。
それはお前らの仕事だろ!と言い放ってしまった上司が昔居たなァ。
せめて、整理整頓、清潔清掃、仕事の作法(しつけ)は実演実行を!
②「言って聞かせて」
それが上司であるお前の仕事だろ!と、
社長が現場本人たちの前に顔も出さない社長。
せめてどういう状態にしたいかだけでも、
現場ひとりひとりに直接話し合うTPOも作れない社長。
こんな人を社長にした会社。
社歴も長く、“名門”会社も、こうなると、トウが立つ前兆とか。
③「させてみて」
現場の本人がやるところを自分の目で見届ける。
④「ほめてやらねば」
これがなかなかむつかしい・・。
素直にまずほめるどころか、ついついさらに上を要求し・・。
⑤「人は動かじ」
自分ができたことを一番知っているのはご本人。
「やる気」がさらに湧き上がってくることを、いっしょに感じ、
たがいに確かめ合った触発こそ宝物。
<< 1 ... 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 ... 267 >>